中学英語 #5『否定・疑問編』の動画要約

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大人のやり直し英文法 中学英語 #5 否定・疑問編 ~英語は最初に聞き手とやり取りする~

第5回目は『否定・疑問』です。私たち日本人にとって、とっつきにくい英語の疑問文ですが、実は疑問文の作り方よりも意識するべきことがあります。その意識すべきことについて解説しています。

※こちらの記事は、中学英語のおさらい動画の内容を要約したものです。

動画内容は書籍『中学英語イメージリンク』に準拠しています。動画とあわせてご活用ください。

中学英語イメージリンク

導入・目次

テーマは「英語は最初に聞き手とやり取りする」です。
今回は次のようなことを説明していきます。

(1)否定文の作り方、頻度を表す副詞の位置
(2)疑問文の作り方
(3)日本語の疑問文との比較

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否定文の作り方、頻度を表す副詞の位置

英語では not を加えることで、否定文を作ります。ただ、be動詞と一般動詞で作り方が異なっているので、それぞれ見ていきましょう。

肯:I am hungry.(私はお腹がへっています)
否:I am not hungry.(私はお腹がへっていません)

be動詞では、be動詞の後に not を入れて、否定を表します。

肯:I like coffee.(私はコーヒーが好きです)
否:I do not like coffee.(私はコーヒーが好きではありません)

一般動詞では、一般動詞の前に do not を入れて、否定を表します。なお、do not はふつう don’t と短縮します。

3単現の場合は do が does になります。

肯:He likes coffee.(彼はコーヒーが好きです)
否:He does not like coffee.(彼はコーヒーが好きではありません)

頻度を表す副詞でややこしいのは「英文内のどこに置くのか」ですが、結論から言うと not と同じところに置けば OK です。

be動詞:He is always busy.(彼はいつも忙しいです)

be動詞の場合は is always と、be動詞の後に置きます。

一般動詞:I sometimes play soccer.(私は時々サッカーをする)

一般動詞の場合は sometimes play と、一般動詞の前に置きます。

頻度を表す副詞の代表的なものを確認しておきましょう。

なお、位置については「not と同じところ」と説明してきましたが、そもそも not が表す否定を「打ち消し」と見れば、not 自体が頻度を表す副詞の仲間と考えることもできます。

要するに、頻度を表す副詞も not と同類なので、置かれる場所も同じになる、と考えたらよいわけです。

▼英語の否定文
[be動詞] I am not :not は be動詞の後
[一般動詞] I don’t like … :not は 一般動詞の前
※3単現の場合は do を does にします。

▼頻度を表す副詞
・not と同じ位置に置く

▼今井くんとの対談

・副詞の位置について解説で取り上げたものはあくまでも標準的なことで、sometimes を文末にもってくることもある。

・ただし、I play sometimes soccer. のように動詞と目的語の間にはもってきにくい。英語では「動詞→目的語」はつながりが強いため。

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疑問文の作り方

英語では be動詞や Do を主語の前にもってくることで、疑問文を作ります。まず、一般動詞の疑問文から。

肯:You like coffee.(あなたはコーヒーが好きです)
疑:Do you like coffee?(あなたはコーヒーが好きですか?)

一般動詞の疑問文は、Do を主語の前に入れて作ります。この Do は聞き手を引きつけて、それ以降の内容を尋ねる働きをしています。

3単現の場合は Do が Does になります。

肯:He likes coffee.(彼はコーヒーが好きです)
疑:Does he like coffee?(彼はコーヒーが好きですか?)

続いて、be動詞の疑問文です。

肯:You are busy.(あなたは忙しいです)
疑:Are you busy?(あなたは忙しいですか?)

be動詞の疑問文は、be動詞を主語の前に出して作ります。主語の前に出てくる be動詞によって、聞き手に質問していることを伝えています。

なお、be動詞の are を主語の前にもっていきますが、その「イコールでつなぐ」働き自体は、主語の後に実行されます。

一般動詞の疑問文では、「聞き手に尋ねる」働きは Do、「動作を表す」のは動詞の原形 like です。

これが be動詞の疑問文では、be動詞1つで「聞き手に尋ねる」ことと「イコールでつなぐ」ことを表しています。

be動詞の疑問文においては主語の後に「イコール」が隠れている、ということを知っておいてください。

▼英語の疑問文
[be動詞] Are you …? と主語の前に be動詞を出す。
[一般動詞] Do you like …? と主語の前に Do を入れて、動詞は原形にする。
※3単現の場合は Do を Does にする。
▼今井くんとの対談

・You are busy. ってどういう状況?→Are you busy? ありきの英文で、ふつうは使わない。

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日本語の疑問文との比較

日本語と英語の疑問文の違いを見ていきましょう。

日本語:毎週日曜日にサッカーをしますか?
英語:Do you play soccer every Sunday?

日本語では「~します」を「~しますか?」のように「か?」を加えれば疑問文になります。

ここで注目してほしいのは、「聞き手とのやり取り」が文のどこで行われているか、です。

日本語では、先に「状況描写」をして、それから「聞き手とのやり取り」という流れになります。

一方で、英語では、先に「聞き手とのやり取り」があって、それから「状況描写」となります。

日:毎週日曜日にサッカーをしますか?

日本語では「毎週日曜日」という周辺的なモノから、「サッカーをします」という中心的なモノへ、という順番で言葉を並べています。そして、最後に「聞き手に尋ねている」ことを表す「か?」が、聞き手に投げかけられます。

周辺から中心へ、そして最後に場の中心にいる話し手と聞き手とのやり取り、というスムーズな流れになっています。

英:Do you play soccer every Sunday?

英語では、最初に「Do」を出すことで、聞き手に対して「~しますか?」と尋ねています。その後、「you play soccer(あなたがサッカーをする)」という中心的なモノ、「every Sunday(毎週日曜日)」という周辺的なモノという順番で単語が並んでいます。

最初に場の中心にいる話し手と聞き手とのやり取りがあって、それから中心から周辺へ物事を述べていく、という流れになっています。英語も、場の中心→中心→周辺というスムーズな流れになっています。

英語は「聞き手とやり取りをしてから状況描写(中心から周辺へ)」という流れになります。

▼今井くんとの対談

・日本語は最後まで肯定か疑問かわからないのに対して、英語は Do you で質問されていることがすぐにわかる。

・疑問文の Do は「~しますか?」と訳して OK。Do you play soccer every Sunday? は「~しますか?、あなた、サッカーをする、毎週日曜日」と捉えればよい。

編集後記

今回から冒頭のハイライトシーンに字幕を入れました。アシスタントの今井くんからは「動画内のセリフすべてに字幕を入れた方がいいですよ」と言われていますが、私1人ではマンパワーが足りないので、ご勘弁をいただければと思っています。

今回の収録を終えて思ったことですが、英語の疑問文について説明するときに、たいてい肯定文を元に作り方を説明することが多いと思います。

でも、実際には肯定文を取り上げなくても、動画の最後のほうで説明した、文頭の Do で「~しますか?」、you play soccer で「あなた、サッカーをする」と直訳ベースでやり方でも解説できるでしょうし、この方が実践的ではないかと思いました。

こうすれば、肯定文のことを考えなくても、ストレートに疑問文を作り出せるからですね。収録後に気づいたことなので、動画には組み込めていませんが、また別の機会に「疑問文のストレートな作り方動画」を撮影してもいいなと思っています。まだまだ学ぶことが多いですね。頑張ります。(遠藤)

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