やり直し中学英語 #13『助動詞まとめ』の動画要約

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中学英語 #13 助動詞まとめ ~助動詞は心理や判断を表す~

中学英語のおさらい解説動画シリーズ、第13回目は『助動詞まとめ』です。助動詞のコアイメージをおさえておけば、助動詞のもつ意味がわかるだけでなく、実際の英会話の場面でも単語がサッと出てくる効果も期待できます。

※こちらの記事は、中学英語のおさらい動画の内容を要約したものです。

動画内容は書籍『中学英語イメージリンク』に準拠しています。動画とあわせてご活用ください。

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導入・目次

テーマは「助動詞は心理や判断を表す」です。
今回は次のようなことを説明していきます。

(1)助動詞とは
(2)will
(3)can
(4)must と have to
(5)may, should
(6)助動詞を用いた表現

中学英語イメージリンク

助動詞とは

助動詞は、心理や判断を表します

will(~しよう)、can(~できる)などのように頭の中で考えていることを表すときに使います

前回の解説動画で will は「思い」 be going to は「事実」という違いがあると説明しました

この応用で、助動詞は「心理や判断」を表し、be動詞や一般動詞は「状況」を表していると考えるとわかりやすいと思います

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will

will のコアイメージは「思い」です

後に続く内容は、話し手の思い描いていることになるため「~だろう」や「~しよう」という意味になります

It will rain tomorrow.

It で「状況」を設定し、will で「いまから述べることは話し手の思いであること」を宣言。そして、rain tomorrow で「雨が降る、明日」と、思い描いている内容を述べます

これらを合わせて「明日は雨が降るだろう」となります

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can

can のコアイメージは「可能性をもっている」です

「何かをする可能性をもっている」=「そうする能力がある」ということから「~できる」という意味が出てきます

I can swim.

「私、可能性をもっている、泳ぐ」なので「私は泳げます」となります

must

must のコアイメージは「○○しかないと迫る」です

何かをすることをぐいぐい押し付けるイメージから「~しなければいけない」という意味が出てきます

Taro must do his homework.

「太郎、~しなければいけない、宿題をする」なので「太郎は宿題をしなければいけない」となります

話し手が主語の太郎に、宿題をすることをぐいぐい押し付けているイメージで捉えるとよいでしょう

have to

have to のコアイメージは「これからすることをもっている」です

to のイメージは矢印で「向かう先」を表しています。「その先にある何かすること」=「これからすること」

そのような「これからすることをもっている」とは「しなくてはいけないことがある」、つまり「~しなければいけない」というわけです。

Taro has to do his homework.

「太郎、もっている、これから宿題をすること」なので「太郎は宿題をしなければいけない」となります

must と have to の違い

同じ「~しなければいけない」という意味になる must と have to ですが、その違いを確認しておきましょう。

must は話し手がぐいぐい押し付けています。つまり、must は「それしかないんだ」と話し手の気持ちを表しているわけです。

一方で、have to は「主語がこれから~することをもっている」という状況を表しているに過ぎません。その意味で、客観的な必要性を表しているわけです。

最初に「助動詞とは」で述べた、助動詞は「心理や判断」を表し、be動詞や一般動詞は「状況」を表すという違いが、ここでも確認できるというわけですね。

may

may のコアイメージは「上から下への許容」です

何かをすることが許容範囲に入っていることから「~してもよい」という意味が出てきます

You may go there.

「あなた、~してもよい、あそこに行く」なので「あなたはあそこに行ってもよい」となります

should

should のコアイメージは「話し手の中での常識」です

「これまでの経験などから、~することは当たり前だ」という感じで「~するべきだ」という意味が出てきます

Taro should do his homework.

「太郎、~するべきだ、宿題をする」なので「太郎は宿題をするべきだ」となります

日本語だとキツい表現のように感じられるかもしれませんが、「ふつうはそうするよね」というニュアンスなので、そこまでキツい表現というわけではありません。

助動詞を用いた表現

依頼表現

Will you?(~してくれますか?)は相手の気持ちを尋ねる表現です
Can you?(~してもらえますか?)は相手の可能性を尋ねる表現です

許可を求める表現

Can I(~してもよいですか?)は可能性を尋ねる表現です
May I(~してもよろしいでしょうか?)は許容範囲かどうかを尋ねる表現です

何かをお願いするときに便利な表現

何かをお願いするときに便利な表現をチェックしておきましょう

チケットをもらえますか?

これは映画館の窓口などでのやりとりだと思ってください。このとき英語でどのように言えばよいでしょうか?

この質問をしたときに、よく答えとして挙げられるのが、Ticket please. と Can you give me a ticket? です。

ただ、これらの表現はちょっと微妙なんです。まずは、どうしてこれらの表現が微妙なのかを解説します。

Ticket please.(チケット、お願いします)

「単語+please」は定番の表現ですが、please はあくまで後付けで「お願いします」を加えている感じになります。

そのため、メインが Ticket のように単語だけだと、相手に「チケット」としか言っていないのと同じなので、いくら please を加えたとしても丁寧な表現とは言えないことになるわけです。

日本語で言うならば「チケット、お願いします」なので、「チケットをください、お願いします」のように、ちゃんと「ください」の部分を表現した方がよいということですね。

Can you give me a ticket?(私にチケットをあげてもらえますか?)

give は「与える・あげる」を表す動詞なので、売り物に対して使うと「タダでください」のように聞こえてしまいがちです。その点が微妙だというわけです。

おすすめの表現は May I have a ticket? です。

許可を求める May I を使うことで丁寧にお願いしている感じになります

この「May I have +ほしいもの」は便利な表現です。

飛行機の機内でブランケットを貸してほしいときは
May I have a blanket?

お店などで物を指差して注文するときは
May I have that?

相手のメールアドレスを教えてほしいときは
May I have your email address?

このように相手の動作を表すのではなく、自分が何かをもつことへの許可という形で表現しているので、角が立たず、どんな場面でも使えるので便利な表現です。ぜひ覚えておいてもらえたらと思います

なお、今回の「May I have+ほしいもの」という表現については「難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください」という書籍を参考にさせてもらっています。

読みやすく実用的な本なので、英会話を学びたい方におすすめです。

サムネイルの答え

「上から下への許容」は may
「ぐいぐい迫る」は must
「思い描いている内容」は will
「ふつうはこうだよね」は should
「可能性はもっている」は can

CoffeeTime

▼今井くんとの対談

・コアイメージは応用しやすい
・Will you, Can you は要求・要望に近い表現

編集後記

今回の動画では遠藤がスライドを用いて解説しているときは、遠藤と今井のワイプ映像を非表示にしました。

※スライド解説を終えて、CoffeeTime で話し合っている場面ではワイプ映像を表示させています。

これは「スライド解説時にワイプが表示されていると、そちらが気になってしまう」というご指摘があったためです。

また何かお気づきの点などありましたら、コメントいただけますと幸いです。どうぞよろしくお願いいたします!(遠藤)