『英会話イメージトレース体得法』一部web公開

このページの読了時間:約315

英語が話せるようになりたい! そう思って英会話レッスンをはじめてみたけれど、簡単なことさえ詰まって出てこない…

そんな歯がゆい思いをしたことがある方は多いのではないでしょうか? なぜ私たち日本人はこんなに英語に苦労しなければいけないのでしょう。

語彙力が足りないから? リスニング力が足りないから? 英語のセンスがないから? そのような疑問に対して、英語学習本も様々な解決策を提示してきました。しかし、これまでの英語学習本には、決定的に欠けているものがあったのです。

それは日本語と英語のモノの見方の違いを真正面から取り上げることと、日本語的なモノの見方から英語的なモノの見方に変える方法を伝えることです。

みなさんが英語を学ぶ最終ゴールは、「英語を英語のまま理解し、英語を思いのままに使えるようになること」だと思います。その学習過程において、母語である日本語の影響なしに英語を取り入れることができれば一番効率的でしょう。しかし、そういうわけにはいかないのが言語習得の難しいところです。

普段は意識すらしていませんが、私たちは何かを言おうとしたときに日本語的なモノの見方を元に文章を組み立てています。そのような私たちの英語に、日本語的なモノの見方が反映されてしまうのは当然のことなのです。

たとえば、「東京の渋谷のハチ公前で友だちと待ち合わせをしています」という日本語、これは違和感のない文章ですよね。では、「ハチ公前の渋谷の東京で友だちと待ち合わせをしています」という文章はどうでしょうか?

大変違和感がありますよね。東京都の渋谷駅前にハチ公の銅像があることを知っている人からすれば、「ハチ公前の渋谷の東京」という表現ではイメージをつくりあげられないからです。

なぜこうなるかというと、日本語では「東京」→「渋谷」→「ハチ公前」と大きいモノから小さいモノへ範囲を狭めていくのが自然だからです。つまり、私たちは大きいモノから小さいモノへという順番で物事を認識しようとする癖があるということでもあります。

「ハチ公前の渋谷の東京」という小さいモノから大きいモノへ視点を移していく動きは、私たちの認識の順番に逆行しているので、イメージをつくりあげられないのです。

私たちが英語を話すときにも、何もしなければ、このような日本語的なモノの見方が反映されます。そして、日本語的なモノの見方と英語的なモノの見方が似通っていればよかったのですが、残念ながら両者は大きく異なっているのです。

日本語的なモノの見方のどこを変える必要があるのか、変えなくてよいのはどこか。それを知ることがファーストステップです。そして日本語のイメージから英語のイメージに変える練習を繰り返して、英語的なモノの見方を身につけていきましょう。

日本語と英語の良さを理解し、両方ともうまく使いこなせるようになる。本書がそのような手助けになればと願っています。

imagelink_banner1

Coffee Breakについて

本書では節目ごとにCoffee Break(ひと休み)を設けています。

Coffee Break、Noteの登場人物は著者の遠藤とアシスタントの今井くんです。今井くんは大学院で研究のかたわら留学生のお世話をしていました。日常英会話には不自由していませんが、英文法はいまでも苦手です。本書でもそのような立場から意見を述べています。趣味は武術です。

おすすめ英会話教材 英会話エクスプレス
書籍&データ】 【データのみ

公開記事一覧

§1 日本語 vs 英語 モノの見方の違い

 §1-1 日本語と英語で認知の順序が逆になっている

 §1-2 日本語に「私」が出てこない

 §1-3 日本語は受け身、英語は発信源

【英語のイメージの描き方や英作文のコツを知りたい方へ】

英語のイメージの描き方を『英会話イメージトレース体得法』にまとめています。英会話フレーズ集の暗記や英作文の練習をする前にお読みいただければ、その後の学習効率がアップすると思います。ぜひどうぞ。

imagetrace_banner

この記事のURLとタイトルをコピーする

シェアする

関連コンテンツ