§1 日本語 vs 英語 モノの見方の違い

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※本記事は書籍『英会話イメージトレース体得法』の一部をWeb公開したものです。

さっそく日本語と英語でどのようにモノの見方が違うのか確認していきたいと思います。まず次のストーリーを読んでください。

(公園にて)
太郎 そういえばさぁ、昨日、学校で先生に怒られたんだよね。
信一 また授業中に寝てたりしたんだろ?
太郎 違う違う。消しゴムのかすを横のヤツに投げてたら怒られたんだ。
信一 そりゃ、怒られるだろ(笑)

 

この場面から例文をピックアップして解説していきます。ピックアップする例文は次です。

「昨日、学校で先生に怒られた」

The teacher got angry at me at school yesterday.

 

日本語と英語それぞれに細かい違いはありますが、最終的に言っている内容は同じですね。では、日本語のイメージと英語のイメージを並べてみましょう。

 

日本語「昨日、学校で先生に怒られた」のコマ送りイメージ

 

英語 “The teacher got angry at me at school yesterday.” のコマ送りイメージ

 

どこが違っているか、日本語と英語のコマ送りイメージの違いをリストアップしてみます。

 

・日本語の最初と英語の最後が逆の流れになっている。

 

・英語にはmeがあるが、日本語には対応する言葉がない。

 

・日本語は「先生に怒られた」と受け身になっているが、英語は The teacher got angry at me と受け身ではない表現(能動文)になっている。

 

これらの3つの違いを題材に、日本語と英語におけるモノの見方の違いについて詳しく見ていきたいと思います。

 

▶次のセクション §1-1 日本語と英語で認知の順序が逆になっている

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