alone と by myself と on my own の違い

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alone, by myself, on my own はどれも「一人で」という意味で、違いがわかりにくいですよね。この記事では、alone, by oneself, on one’s own のイメージを元に、alone, by myself, on my own の違いを「動作を表す動詞の場合」「状態を表す動詞の場合」にわけて解説します。

中学英語イメージリンク

alone, by oneself, on one’s own のイメージ

最初に alone と、by myself を一般化した by oneself、on my own を一般化した on one’s own のイメージを確認しておきましょう。

フレーズ:alone(一人で)

alone は「話題にあがっている範囲に一人でいる状況」を表しています。

フレーズ:by oneself(一人で、自分だけで)

by oneself は「中心の範囲にはその人一人しかいない状況」を表しています。周りには誰かがいるかもしれませんし、誰もいないかもしれません。ポイントは、周囲に人がいたとしても、中心の範囲には関与していないということです。

※前置詞 by の持つイメージ・意味についての詳細は「前置詞 by のイメージと意味・用法まとめ」をご参照下さい。

フレーズ:on one’s own(一人で、独力で)

on one’s own は「その人自身がもつリソース(スキルや資産など)に頼って」という意味です。頼る先を自分自身のリソースに限定しているため、「他のものには頼らずに/他人からは影響を受けずに」というニュアンスも含みます。

※前置詞 on の持つイメージ・意味についての詳細は「前置詞 on のイメージと意味・用法まとめ」をご参照下さい。

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alone, by myself, on my own の例文解説

具体的にそれぞれの単語・フレーズを使った例文で alone, by myself, on my own の違いを確認していきましょう。

動作を表す動詞の場合

do + alone の意味

例文:I did it alone.(私は一人でそれをやった)

周りに誰もいない状況で、一人でそれを行った」となります。

参考:My parents were out so I did it alone.(両親は外出していたので、私は一人でそれをやらなければいけなかった)

do + by myself の意味

例文:I did it by myself.(私は一人でそれをやった)

周りに誰かがいたかもしれないけれど、自分一人だけでそれを行った」となります。周囲に人はいたとしても、中心部分における行為に関与はしていません。

参考:I didn’t need any help, I did it all by myself.(私はどんな手助けも必要なかった、本当に自分だけでそれをやったのだ)

子どもが初めて大人の手助けなしに何かをやり遂げたときに使われるセリフのようなイメージです。all by myself は「本当に一人だけで」と強調しています。

do + on my own の意味

例文:I did it on my own.(私は一人でそれをやった)

自分自身のリソースだけに頼って、それを行った」となります。

参考:“Who told you to do that?” – “Nobody, I did it on my own.”(「誰があなたにそうしろと言ったの?」「誰も。私は自分の意志でそれをやったんだ」)

on my own に含まれている「他人からは影響を受けずに」というニュアンスから「自らの意志で」というニュアンスが出てくることがあります。

状態を表す動詞の場合

live + alone, by myself の意味

例文:I live alone.(私は一人で暮らしている)

家には私一人で、他に誰もいない」ことを表しています。

例文:I live by myself.(私は一人で暮らしている)

家の中には私一人だけである」という状況を表しています。

家の外には誰かいるかもしれませんが、そのようなことは重要ではありませんよね。そのため、状態動詞の場合は alone と by myself の間には違いがほとんどなくなります

参考:My mom lives by herself, and it gives her access to people outside of her vicinity.(私の母は一人で暮らしているものですから、近所の皆さんと触れ合うようにしているようです)

live alone や live by oneself は「一人だけで暮らす」という「存在」に焦点があたっています。そのため、「近所の集まり」のような存在関連の話が続きやすくなります。

live + on my own の意味

例文:I live on my own.(私は一人で暮らしている)

自分自身のリソースだけに頼って、暮らしている」となります。

live on one’s own は「他のものには頼らずに生活する」というニュアンスから、「親元を離れ、かつパートナーもいない」という状況、つまり「未婚の状態」を表すことがあります。

参考:My mom lives on her own and I worry about her if an emergency happened.(私の母は一人で暮らしていて、何か緊急事態が起きてしまったらと心配をしています)

live on one’s own は「独力で生活する」という「生活を送ること」に焦点があたっています。そのため、「緊急事態」のような生活関連の話が続きやすくなります。

※あくまでも、on one’s own と by oneself で比較すると、そのような傾向があるというだけで、入れ替えても意味は通じます。

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補足:on your own の意味

例文:You’re on your own.(独りで頑張りな)

直訳すると「あなたはあなた自身のリソースだけに頼る」となりますが、この表現は「あなたのことは手伝わないつもりだ」と協力を拒否するときなどに使われます。

ただし、実社会ではちょっとキツい表現になります。映画などによく出てくる表現です。

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alone, by oneself, on one’s own の違いまとめ

フレーズ イメージ 注意点
alone(一人で) 話題にあがっている範囲に一人でいる状況
by oneself(一人で、自分だけで) 中心の範囲にはその人一人しかいない状況 周囲に人がいたとしても、中心の範囲には関与していない
on one’s own(一人で、独力で) その人自身がもつリソース(スキルや資産など)に頼って 他のものには頼らずに/他人からは影響を受けずに/自らの意志で

【on my own関連記事】

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コメント

  1. はるこ先生 より:

    これまで”alone”、”by myself”、”on my own”の違いを中学生に説明しろと言われても、はっきりした答えを導ける自信がありませんでした。しかし、今回の記事を読めばイメージがしやすくなると思いました。これまで判断できなかった人にはオススメの内容だと思いました。特に受験生には参考になると思います。

  2. 匿名 より:

    3つのフレーズは、意味がよく似ていてややっこしいなと思っていましたが、このコラムの絵による解説で何となくイメージがつかめました。周りに人がいるかどうかと、自分の力で行ったかということで見分ければいいということがわかりました。

  3. シーサー より:

    alone, by oneself, on one’s ownのイメージの違いが理解しやすかったので、それぞれのニュアンスの違いをしっかりと理解することができました。また、「I live by myself.」、「I live on my own.」の違いもとても解りやすく説明してあり、その2つの違いをはっきりと理解することができました。実用的で素晴らしい内容だと思います。

  4. 山男 より:

    alone, by myself, on my ownはそれぞれに微妙な意味のニュアンスがあるが、記事ではイメージ画とともに、その違いを分かりやすく説明していたので、スムーズに理解することができた。また、補足のon your ownの意味は、協力を否定するといったネガティブなきつい表現だというのが分かり勉強になった。使う機会があれば気をつけたい。

  5. 映画好き より:

    alone, by myself, on my own の違いは解説文でだいたい理解しました。これで英文や映画を観たときにニュアンスが掴めますし、理解も深まります。とても勉強になりました。

  6. sweet_milk より:

    3つの表現を深く掘り下げて考えたことがなかったのでとても勉強になりました。イメージ的にaloneとby myselfは近い意味で捉えていたのですが、若干ニュアンスが違うという事がよく理解できました。この2つに比べると、on my ownはちょっと違うというのも改めてわかりました。後に続く言葉との組み合わせも考えつつ最適な表現を選択するようにしていきたいです。

  7. 匿名 より:

    on my own は、よく意味が分からずに今までほとんど使用していませんでしたが、なんとなくわかってきたような気がします。それでも私にとっては難しいので、何度も記事を読み返してみようと思いました。将来的には、会話の中で自然に使えるようになれたらなと思います。

  8. 青空広場 より:

    一人でやる、と言うのは日本語の場合文脈の中でニュアンスを掴むタイプの表現なので、英語でこれだけ分かれているのは日本人としては混乱しやすいです。

    このそれぞれの表現は、意外と複雑な使い分け方をするんですね。

  9. 友梨 より:

    alone、by myself、on my own の用法の違いを整理することができました。それぞれの違いを理解することで、使われている文章がどのような話題に続くかを推測できるようになるので、しっかり理解しておきたいです。