第34章 原級比較

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as 原級 as(~と同じ程度の○○)

2つのものを比べて差がない場合の表現方法を確認しておきましょう。

例文:Taro is as tall as Ken.(太郎は憲と同じ背の高さです)

as tall as ~ は「~と同じ背の高さ」という意味です。tall を「原級」と呼びます。

原級とは「形容詞や副詞そのままの形」のことです。普通の文では形容詞や副詞という名称でよいのですが、ものを比べる表現として使うときには、比較級・最上級と区別するために原級という名称を用います。

原級比較とは「形容詞・副詞そのままの形を用いた比較表現」ということです。

as tall as という表現には as が2つ出てきますが、それぞれ異なった働きをしているので、確認しておきましょう。

1番目の as は副詞として使われており、tall(高い)→ as tall(ある高さ)と意味を修正しています。

2番目の as は接続詞として使われており、「」でつなぐ働きをしています。

as tall as ~ は「ある高さである、その高さとは~と同じ」となるので、「~と同じ高さ」という意味になります。

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not as 原級 as(~ほど○○ではない)

例文:Jiro is not as tall as Taro.(二郎は太郎ほど背が高くない)

not as tall as ~ は「~ほど背が高くない」→「~より背が低い」という意味です。

しかし、as tall as ~ が「~と同じ背の高さ」であれば、not as tall as ~ は「~と同じ背の高さではない(=~より背が高い or 低い)」という意味になりそうですよね。どうして「~ほど背が高くない(~より背が低い)」という意味になるのか確認しておきましょう。

実は as は「到達(~に至る)」のニュアンスを含んでいる単語です。そのため as tall は正確には「ある高さに至る」という意味を表しています。

これに not を加えて否定するので、not as tall は「ある高さまで至っていない」となります。

つまり、not as tall as ~ は「ある高さまで至っていない、その高さとは~と同じ」となるので、「~ほど背が高くない」という意味になるわけです。

【補足】as の異なる意味について

as は all + so を語源とする単語です。as の異なる意味・働きは、この so の多義性によって生まれています。

so を「そこまで」としたとき、all + so で「ある100%まで」となるので、「ある○○(に至る)」という意味が出てきます。

一方で、so を「その通り」としたとき、all + so で「100%その通り」となるので、「」の働きをするようになります。

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