get at の意味とイメージ解説

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get at
1. ~に至る、~に届く
I’ve put the cake on a high shelf where he can’t get at it.(私はそのケーキを、彼の手が届かない高い棚に置いています)

2. 何度も非難する[通例 getting at の形で用いる]
He keeps getting at me and I really don’t know what I’ve done wrong.(彼は私を非難し続けているけれど、私はどんな間違ったことをしてしまったのか本当にわからないんです)
Why is he always getting at me?(どうして彼はいつも私に意地悪なことを言うのだろう?)

3. ほのめかす、なんとか伝えようとする[通例 getting at の形で用いる]
What are you getting at, Helen?(ヘレン、何を言おうとしているの?)
Do you see the point I’m getting at?(私が伝えようとしていることがわかりますか?)

4. 抱き込む、買収する[しばしば受け身で用いる]
The accused claimed that the witness had been got at.(被告人は、証人が抱き込まれていると訴えた)

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get と at のコアイメージ

get のコアイメージは「何かのアクションによって自分のものにする」です。ここから「至るつかまえる」などの意味が派生しています。

at のコアイメージは「点に向かう」です。at は「点」だけではなく「ある地点に向かう」や「その地点で密着したまま活動する」などのイメージも含んでいます。

get at のイメージ解説

1. ~に至る、~に届く

I’ve put the cake on a high shelf where he can’t get at it.(私はそのケーキを、彼の手が届かない高い棚に置いています)

get at it は「なんやかんやして、それに届く」です。

「なんやかんや」として何をするのかは文脈次第ですが、この場合は「手を伸ばして」のようなアクションを想定するとよいでしょう。

2. 非難する getting at me(何度も私を非難する)

He keeps getting at me and I really don’t know what I’ve done wrong.(彼は私を非難し続けているけれど、私はどんな間違ったことをしてしまったのか本当にわからないんです)

getting at me の get は「つかまえる」ニュアンス、at は「密着」のニュアンスで使われています。

get が getting と進行形になることで「何度も」というニュアンスが加わり、「何度も私をつかまえてくる」→「何度も私を非難する、何度も私に意地悪なことを言う」という意味になります。

※ getting が「何度も」というニュアンスをもつのは「迷惑な習慣を表す現在進行形」と呼ばれる用法です。詳しくは「現在進行形の意味・用法まとめ」で解説しているので、ご参照ください。

at は「密着」と述べましたが、対象物と完全にくっついているのではなく、少しだけ距離があるイメージです。そのため、getting at me の get(つかまえる)が実際に表しているアクションとしては、「手を出してつかまえる」系ではなく、「口で言ってつかまえる」系の行為のほうがしっくりくるのだろうと考えられます。

3. ほのめかす What are you getting at?(何を言おうとしているの?)

What are you getting at, Helen?(ヘレン、何を言おうとしているの?)

What are you getting at? の get は「至る」ニュアンス、at は「密着」のニュアンスで使われています。

What are you getting at? は直感的には「あなたが密着しながら、到達しようとしているのは何なの?」というイメージになります。中心にある何かのまわりをグルグル回っているだけで、中心にはたどり着いていないような状況だと考えてください。

What are you getting at? には「ほのめかす」という意味と「なんとか伝えようとする」という意味があります。どちらの意味になるのかは文脈によって変わりますが、違いは次のようになります。

・中心にある何かを知っているが、あえて言っていない場合 → ほのめかす
・中心にある何かをうまく説明できない場合 → なんとか伝えようとする

4. 抱き込む

The accused claimed that the witness had been got at.(被告人は、証人が抱き込まれていると訴えた)
the accused(被告人、被疑者)、the witness(証人、目撃者)

the witness had been got at の get は「つかまえる」ニュアンス、at は「密着」のニュアンスで使われています。

had been got at は大過去の受け身です。元になっている受け身表現 be got at は「密着して、すっかりつかまえられている」というイメージで、ここから「抱き込まれている、買収されている」という意味になります。

【参考サイト】

get at somebody/something | ロングマン現代英英辞典でのget at somebody/somethingの意味 | LDOCE
GET AT SOMEONE | 意味, Cambridge 英語辞書での定義

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