現在完了進行形をイメージで捉えよう!現在完了形の継続用法との違いも解説しています。

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現在完了進行形はその形式が少し複雑なだけでなく、意味も「ずっと~している」で現在完了形の継続用法との違いがわかりにくいですよね。

本記事では、現在完了進行形をイメージで解説しました。現在完了形の継続用法との違いも解説しています。

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現在完了進行形とは

現在完了進行形の形式は「have(has)+been+現在分詞」です。

例文:I have been playing golf since 1989.(私は1989年からずっとゴルフをしています)

have been playingで「ずっとゴルフをしている」という意味になるわけですが、なぜこのような意味になるのか、それぞれの要素ごとのコアイメージから確認していきましょう。

現在完了進行形の構成要素ごとのコアイメージ

haveのコアイメージ

haveのコアイメージは「主語が関係している場の上にある」です。

haveは「~したことがある」のような経験があることも表せます。

beenのコアイメージ

beenはbe動詞の過去分詞形です。まず過去分詞について確認しましょう。

過去分詞のコアイメージは「過去の行為による結果の状態」です。

過去に何か行為が行われて、その結果ある状態になっている」というわけです。

一般動詞の場合はそれでよいのですが、存在や状態を表すbe動詞の過去分詞beenについては少し補足が必要です。

beenのコアイメージは「ある期間ずっとある状態である(存在している)」となります。

過去にbeが始まり、そのまま今に至っている」というわけです。

現在分詞のコアイメージ

現在分詞のコアイメージは「進行、ライブ感」です。

既にスタートしている(着手済)」ことと「まだゴールをしていない(未完了)」という2つのニュアンスを含みます。

現在完了進行形の用法イメージ

現在完了進行形は「ずっと~していて、まだ終わっていない」という意味を表します。

それぞれの構成要素は次のような働きをしています。

  • 現在形 have:いま何かをもっている
  • 過去分詞 been:その何かとは、過去から現在までずっとある状態である。
  • 現在分詞 -ing:その状態とは、既にスタートしていて、現在もまだゴールをしていない。つまり、いまもまだ行動している状態のことである。

これらを合わせると「過去から現在に至り、現在もまだ~している状態を、いまもっている」となって、「ずっと~していて、まだ終わっていない」という意味につながります。

現在完了進行形は「動作の連続」と「未完了」という2つのニュアンスを含んでいることがポイントになります。

比較:現在完了形の用法イメージ

現在完了形は「have+過去分詞」という形式で、そのイメージは「~し終えた(状態の)○○をもっている」です。

現在完了形は「完了」のニュアンスを含んでいることに注意してください。

現在完了進行形の例文解説

ここからは現在完了進行形の例文を確認していきます。わかりやすいように現在完了形と比較しながら見ていきましょう。

現在完了進行形は「未完了」を表す

例文:I have been reading the book.(その本は読んでいる途中です)

その本をずっと読んでいて、まだ終わっていない」というイメージから「読んでいる途中です」という意味になります。

比較:I have read the book.(その本は読み終えています)

その本を読み終えた状態をもっている」というイメージから「読み終えています(完了)」または「読んだことがある(経験)」という意味になります。どちらの意味になるかは文脈によります。

現在完了進行形は「変化している状態」を表す

例文:Who has been eating my potato chips?(誰が僕のポテトチップスを食べていっているんだ?)

誰かが僕のポテトチップスをずっと食べていて、まだ終わっていない」というイメージです。

「僕のポテトチップスが減っていっている(動作の継続)けれど、まだ残っている(未完了)」という状況を表しています。

話し手が目を離したり席を外したりするたびに、誰かが話し手のポテトチップスを盗み食いしているわけですね。

比較:Who has eaten my potato chips?(誰が僕のポテトチップスを食べちゃったんだ?)

誰かが僕のポテトチップスを食べ終えた状態をもっている」というイメージです。

この場合は、話し手のポテトチップスはすべて食べられてしまい、残っていないということになります。

現在完了形の継続用法との違い

例文:I have been working here for three years.(ここで働き続けて、3年間が過ぎました)

ここで3年間ずっと働いていて、まだ終わっていない」というイメージです。話し手はまだ働き続けるつもりでいることがわかります。

例文:I have worked here for three years.(3年間、ここで働いています)

3年間働いた状態をもっている」というイメージです。話し手がこの先も働き続けるかどうかはわかりません。あくまでも言いたいことは「3年間働いた」ということです。

まとめると、現在に至るまでの状態を述べたい場合は「現在完了形(継続用法)」を用いて、まだ完了していないことを明確にしたい場合は「現在完了進行形」を用いるようにすればよいでしょう。

練習問題:現在完了進行形と現在完了形(継続)の違い

次の下線部を英文にしたとき、どちらの選択肢がより適切か選びなさい。

母親のセリフ『息子がいつもどうしているか気になっています。電話をしても相変わらず何も話してくれないんですよ。』

(1)I have been worrying about how my son is getting along.

(2)I have worried about how my son is getting along.

正解(1)

(1)I have been worrying about how my son is getting along.(息子がいつもどうしているか、まだまだ心配が尽きません)

現在完了進行形を使った(1)は「ずっと心配し続けていて、まだ終わっていない」というイメージです。話し手はまだ心配することになりそうだと思っていることがわかります。

(2)I have worried about how my son is getting along.(息子がいつもどうしているか、いままでずっと心配しています)

現在完了形を使った(2)は「ずっと心配した状態をもっている」というイメージです。あくまでも言いたいことは「ずっと心配している」ということになります。

下線部に続くセリフで「電話をしても相変わらず何も話してくれない」と述べているので、「これまでの話」というよりは「これからも続くこと」が主眼になっているため、選択肢(1)のほうがより適切な英文ということになります。

現在完了進行形のまとめ

現在完了進行形は「ずっと~していて、まだ終わっていない」という意味を表します。

例文 用法 ポイント
I have been reading the book. 未完了 ずっと読んでいて、まだ終わっていない
Who has been eating my potato chips? 変化している状態 ポテトチップスが減っていっている