get+O+C (get+目的語+補語) の意味とイメージ解説

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get+O+C (get+目的語+補語)
…を~の状態にする
It took them 15 minutes to get the boat ready.(そのボートを準備するのに、彼らは15分かかった)

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get+O+C どういうときに使うの?

get+O+C は「OをCの状態にする」という意味だそうですが、make+O+C も同じような意味になりますよね。make の方は無理やりという感じがするのですが、では get の方はどういうときに使うものなんでしょうか?

日本語にすると同じような意味になってしまう表現って悩ましいですよね。ここでは、get のイメージを元に get+O+C をどういうときに使えばよいのかお伝えしていきます。

get のコアイメージ

get のコアイメージは「何かのアクションによって自分のものにする」で、ここから「~の状態になる、~の状態にする」という意味が派生しています。

get+O+C は「なんやかんやして、OをCの状態にする」というイメージで捉えるとよいです。

中学英語イメージリンク

get+O+C のイメージ解説

It took them 15 minutes to get the boat ready.(そのボートを準備するのに、彼らは15分かかった)

get the boat ready をストレートに捉えると「なんやかんやして、そのボートを準備ができた状態にする」です。

「なんやかんや」として何をするのかは文脈次第ですが、この例文の場合はボートを水辺に移動させて乗れるようにするまでの一連の流れを表していると考えるのが自然ですね。

そのため、get the boat ready は「ボートを移動させたりして、乗れるように準備する」というニュアンスになります。get を用いると、一連の流れを含んだイメージになるところがポイントです。

Sometimes she gets me so angry!
(時々、彼女は私をすごく怒らせる)

gets me so angry は「なんやかんやして、私をとても怒らせる」という意味です。この例文も get が用いられているので、一連の流れを含んでいる感じになります。

たとえば、「彼女がしょうもないことを何度も言うので、私の堪忍袋の尾が切れた」のような感じで、そのような状態に至るまでの過程が感じられる表現なわけです。

Don’t get the children too excited.
(子どもたちをそんなに興奮させないで)

get the children too excited は「なんやかんやして、子どもたちをとても興奮させる」という意味です。

この例文も「途中でやめればいいのに調子に乗って煽ったせいで、子どもたちがとても興奮してしまった」のような感じで、一連の流れが感じられる表現になっています。

このように get+O+C は「原因→結果」がストレートに結びつくというよりは、「原因→過程→結果」のように結果に至るまでの過程を感じさせたいときに用いる表現だと考えるとよいでしょう。

※make との違いについては、記事『使役構文まとめ:make, have, get, letの違い』で解説しているので、ご参照ください。

I got my feet wet.
(私は足を濡らした)

It is hard work to get the room clean.
(部屋をきれいにするのは重労働だ)

The woman hurried to get things ready for supper.
(その女性は急いで夕食の準備をしました)

But really, I fell into the pool at the fountain, and this kind man brought me here to get me dry.
(でも本当に、私は噴水の水たまりに落ちてしまって。そうしたら、この優しい男性がここに連れてきてくれて、私を乾かしてくれたんです)

I didn’t mean to get her pregnant.
(私は彼女を妊娠させるつもりはありませんでした)

Please don’t get me wrong, I’m not criticizing you.
(お願いだから勘違いしないでね、私はあなたを批判しているわけじゃないの)

Let me get this straight.
(ちょっとここまでの話を整理させてください)

Get everything all right again!
(全部元通りに直しておきなさい!)

Get things square!
(物を整頓しなさい!)

get+O+C の文法構造

It took them 15 minutes to get the boat ready.(そのボートを準備するのに、彼らは15分かかった)

get the boat ready は、文法的には the boat = ready のように間にイコールが隠れているように捉えるとわかりやすいです。文型で言えば第5文型(SVOC)に当たります。

※文型については、解説動画『やり直し中学英語 #16 文型より大事なこと』で解説しているので、ご参照ください。

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