
get along with と get on with の違い
同じ「うまくやる」という意味になる get along with と get on with の違いは、主に使われている場所がアメリカとイギリスで違っているというものです。この記事では、表現の裏側にある文化的な違いについても考察してみました。少し推測強めです。
同じ「うまくやる」という意味になる get along with と get on with の違いは、主に使われている場所がアメリカとイギリスで違っているというものです。この記事では、表現の裏側にある文化的な違いについても考察してみました。少し推測強めです。
get+O+ing形 は「…を~させる」という意味ですが、get+O+to do との違いがわからないという質問をよく受けます。ざっくりの方針としては、Oが「物」なら ing形、Oが「人」なら to do、これでだいたいOKです。その理由を含めてイメージで解説しました。
Get on with it! は「さっさと取り掛かりなさい!」という意味です。命令形 Get on の部分を「やる気スイッチをオンにしなさい!」のように捉えるとわかりやすいですね。
get on with は「~と良い関係である、~を進める、~の続きをする」という意味です。on を「機能する(物事がちゃんと回る)」と捉えることが、これらの意味をスムーズに理解するためのポイントです。
get on は「乗る、身に着ける」という意味以外に「良い関係である、対処する」のようなわかりにくい意味ももっています。ポイントは on を「スイッチオンの状態」のように捉えることです。on のイメージを用いて解説しました。
get off は「降りる、出発する、退社する」などたくさんの意味をもっています。直感的なイメージは「off するに至る」であり、その意味するところは「off する」が表している内容によって変わってきます。ここでは off を3パターンに分けて解説しました。
Don't get me wrong. は「勘違いしないでください」という意味の慣用句です。自分の真意を伝えるときや、自分の発言で相手が気分を害してしまったときのフォローアップの前フリとしてよく使われます。
get it wrong は「間違って理解する、誤答する、失敗する」などの意味をもっています。have got it all wrong(完全に誤解している)のように、現在完了形と組み合わせて使うことの多い表現です。成り立ちをイメージで解説しています。
get nowhere は「何の成果も得られない」という意味です。「どこにもたどり着かない」というイメージで捉えれば大丈夫で、行き詰まった時によく使われる表現です。
get lost は「道に迷う、見失う」という意味です。人が主語だと「道に迷う」、物だと「見失う」となりますが、両方とも「lost 状態になる」と考えるとよいでしょう。