on my own(オンマイオウン)の意味

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「一人で」という意味だけでは捉えられない on my own という表現を、映画やミュージカルで有名な『レ・ミゼラブル』の劇中歌「オン・マイ・オウン(On My Own)」と絡めながら解説しました。

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on my own のイメージ、用法

on my own のイメージは「自分自身がもつリソース(スキルや資産など)に頼って」です。

on my own の主な用法は「独力で」「独りきりで」「自らの意志で」です。

「自らの意志で」という意味は「頼る先を自分自身のリソースに限定しているため、他人からは影響を受けない」というイメージから発生しています。

それぞれの用法についてですが、レ・ミゼラブル劇中歌「オン・マイ・オウン」と絡めながら解説してみましょう。

レ・ミゼラブル劇中歌「On My Own(オン・マイ・オウン)」の意味

レ・ミゼラブルとは

『レ・ミゼラブル』とは1862年に執筆されたフランス文学の小説です。2012年に公開された映画が有名ですが、いまでもミュージカルとして世界各地で公演されています。日本では2019年に帝国劇場ミュージカルで上演される予定とのことです。

映画『レ・ミゼラブル(Les Miserables)』(Amazon)
帝国劇場ミュージカル『レ・ミゼラブル』

その劇中歌「オン・マイ・オウン(On My Own)」は、ごく簡単に説明すると「愛する男性の笑顔を見たいがゆえに、その男性の『別の女性への愛』を応援してしまう、そのような哀しい女性の心境を歌った歌」です。

英語版「On My Own」で on my own という表現が出てくるのは、次の三箇所です。

  • タイトルに
  • 冒頭に
  • 最後に

英語版「On My Own」の歌詞はこちら

冒頭の on my own

On my own. Pretending he’s beside me.
All alone. I walk with him till morning.
Without him. I feel his arms around me.

(拙訳)
独りでも大丈夫、彼が私のそばにいるような振りをするから。
本当に一人だけど、私は朝が来るまで彼と散歩するの。
彼はいないけれど、私は彼の腕で包まれているように感じられるから。

冒頭に出てくる on my own は「独力で」の用法に近いニュアンスを表しています。「独りでも大丈夫、だって目をつぶれば彼はいつも私のそばにいるから」と述べているわけです。

最後の on my own

Without me. His world will go on turning.
A world that’s full of happiness. That I have never known.
I love him. I love him. I love him. But only on my own.

(拙訳)
私がいなければ、彼の世界はきっとうまくいく。
世界は幸せで満ち溢れるの、私がこれまで一度も経験したことがないような。
彼を愛してる、彼を愛してる、彼を愛してる。本当に独りぼっちで

最後に出てくる on my own は「独りきりで」の用法に近いニュアンスを表しています。

冒頭では「独りでも大丈夫」と気丈に振る舞っていましたが、最後には「本当に独りぼっちで」と、どうしようもない現実を自分自身に言い聞かせているような感じになります。

タイトルの On My Own

タイトルの On My Own は「自らの意志で」の用法に近いニュアンスを表しています。

歌を通して、最初は「独りでも大丈夫」と強がりつつも、最後には「本当に独りぼっち」と辛い現実に目を向けています。

それでもタイトルに On My Own を持ってきている理由は「私は自らの意志でこうすると決めたんだ」という決意を表しているからです。とても上手い構成ですね。

※解釈の仕方は人それぞれですので、この解釈が絶対というわけではありません。

「On My Own」の歌詞全般を解説しているおすすめサイト

on my own の意味、用法まとめ

on my own のイメージは「自分自身がもつリソース(スキルや資産など)に頼って」です。

on my own の主な用法は「独力で」「独りきりで」「自らの意志で」です。