being, beenの違いーコアイメージと例文解説

この記事は約2分で読めます。

「存在・状態」を表す be動詞の現在分詞 being と過去分詞 been は「行為」を表さないため、ここで取り上げて解説します。be そのもののイメージ・意味についての詳細は「be動詞の意味・用法まとめ」をご参照下さい。

中学英語イメージリンク

beingのコアイメージ

being のコアイメージは「まさにbeしている」です。

participle_2

現在分詞の特徴である「着手済だが未完了」というニュアンスは、beingでは「すでにbeしており、まだbeが続く」というニュアンスで含まれています。

beingの例文解説

They* were being placed on a conveyor belt.

*theyはここでは「回転寿司で回っている料理」のこと

participle_4

例文は回転寿司で回っている料理が「まさにいま置かれている」という意味だけでなく、「次から次へと置かれている」という意味も含んでいます。これは「すでに置かれているし、まだ置かれることが続く」というニュアンスが反映されているためです。

ここでポイントは「置かれている」という受け身のニュアンスを出しているのはwere placedの部分だということです。beingは分身の術のように前後に同じ状態を描く役割を担っているのです。

participle_5

beenのコアイメージ

beenのコアイメージは「ある期間beしていた」です。

participle_1

過去分詞の特徴である「過去の行為という過程と、その結果としての完了状態」は、beenでは「過程から結果に至るまでbeしていた」というニュアンスになります。

beenの例文解説

I have been worring about you.

participle_3

例文は「ずっと心配していた」という意味です。「過程から結果に至るまでworryingしている状態」であり、結果=現在という場合は「いまもworryingしている」ニュアンスも含みます。

 

【現在分詞と過去分詞の詳しい解説】

【英文法の概要や英語学習のコツを知りたい方へ】

英文法の概要を『英会話イメージリンク習得法』にざっくりまとめています。分厚い英文法の参考書を読む前に、さらっとお読みください。

また「これから英語の勉強を始めるぞ!」という方向けに「英語学習を続けるためのコツ」なども掲載しております。ご興味ある方はぜひご覧ください。

imagelink_banner1

【英語学習がうまく習慣化できない方へ】

英語学習は「続けること」が最も大事です。書籍『英会話の基礎力アップテキスト』ではセクションごとに動画教材があり、「とりあえず動画を再生する」ことで一通りの学習ができるようになっています。

英会話の基礎力アップテキスト

be動詞
スポンサーリンク
遠藤雅義(Endo Masayoshi)をフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました