get ~ done
~をやり終える、片付ける、済ませる
get one’s job done quickly(仕事を早く片付ける)
get ~ done なぜ使われるのか?
get ~ done は「~をする」というニュアンスに近いものがあります。しかし、それだとシンプルに do を使ったほうがわかりやすいですよね。
この記事では get ~ done がなぜ使われるのかをイメージで解説します。まずは、get のコアイメージから見ていきましょう。
get のコアイメージ
get のコアイメージは「何かのアクションによって自分のものにする」で、ここから「~の状態になる、~の状態にする」という意味が派生しています。
get ~ done は「~を done の状態にする」→「~を完了状態にする」となります。
get ~ done のイメージ解説
get one’s job done(仕事を片付ける)
get one’s job done は「仕事を完了状態にする」となり、「仕事を片付ける」という意味になります。
単に「仕事をする」のではなく、「仕事を完了状態にする」ところがポイントです。つまり、最後まで仕上げるニュアンスを含めたい場合に、get ~ done は使われるわけです。
(それは物事をやり遂げる唯一の方法です)
get things done は「物事をやり遂げる」という意味で、最後まで仕上げるニュアンスが含まれていますね。
(私は今日、何も片付けられなかった)
didn’t get anything done は「何も片付けられなかった」という意味です。着手はしたのかもしれませんが、最後まで仕上げられたものが何もないというわけです。
(君がどうやってそれをやるのかは気にしないが、ちゃんとやり終えるんだぞ)
進め方はどうでもいいけれど、きちんと最後まで仕上げなければいけないというニュアンスが感じられますね。
(おそらく10月までにその仕事を終わらせられないだろう)
I’ve been rushing around all day trying to get everything done.
(すべて終わらせられるように一日中駆けずり回っているところです)
He does things well and he gets them done quickly.
(彼は物事を上手にこなし、さらに素早く仕上げます)
I think I’ll work in the garden for a while, after I get my chores done.
(家事を片付けたら、しばらくの間は庭仕事をしようと思います)
get ~ done の文法構造
get one’s job done(仕事を片付ける)
get one’s job done は、文法的には one’s job = done のように間にイコールが隠れているように捉えるとわかりやすいです。文型で言えば第5文型(SVOC)に当たります。
※文型については、解説動画『やり直し中学英語 #16 文型より大事なこと』で解説しているので、ご参照ください。
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