sayとtellの違い

このページの読了時間:約456

sayとtellの違いは?

sayとtellは同じ「言う」を表しますが、どういう違いがあるのでしょうか。使い分けのポイントを教えてください。

スポンサーリンク

「sayとtellの違い」への回答

まず「言う、話す」に当たる主な英単語としてsay、tell、speak、talkがあります。sayとtellは「話した内容」を表現するとき、speakとtalkは「話す行為」を表現するときに使われます。

今回は「話した内容」を表すsayとtellの違いについて解説します。

sayのコアイメージ

sayのコアイメージは「“~”と言う」です。

吹き出しマークを提示するようなイメージです。

tellのコアイメージ

tellのコアイメージは「相手にまとめた内容を伝える」です。

tellの意味は、両替商の一連の行動を想像すると理解しやすいでしょう。

「(持ち込まれた硬貨を)見分ける、整理する」→「相手にまとめた内容を伝える」→「(両替を)指示する」という流れです。

tellの関連語にteller(銀行の窓口係)、all told(合計)、Automatic Teller Machine(ATM/現金自動預け払い機)などがあるのは、このような一連の行動に由来しています。

sayとtellの違いを例文で確認

例文:He said, “I’ve got relatives coming over that afternoon, and I also have homework I have to hand in next week, so I won’t go to that party.”(彼は「その日はお昼に親戚が来るし、来週出さなきゃいけない宿題もあるから、そのパーティーに行くのはやめておくよ」と言った)

sayは「言った内容」をそのまま表現します。

生の情報というわけですが、必ずしも整理整頓されているわけではないので、ダラダラと長くなる傾向があります。

例文:He told me that he wouldn’t go to that party.(彼は私にそのパーティーには行かないことを伝えてきた)

tellは彼が言ったことを整理し、まとめた内容を表現します。

まとめた人の判断が入りますが、簡潔に表現することができます。

以上より、実際の英会話におけるsayとtellの使い分けのポイントは「ダラダラsayとまとめtell」となります。

長くなってもセリフをそのまま伝えたほうがいいと判断したらsayですし、まとめて簡潔に述べたほうがよいと判断したらtellを使うというわけです。

say, tellをもっと詳しく知る

sayの主な用例

例文:The TV says it will be fine tomorrow.(テレビで明日は晴れだと言っている)

お天気キャスターが「晴れでしょう」と言ってなくても、テレビ画面に「晴れ」マークがあるだけでsayを使うことができます

吹き出しマークがポンッと出てきているようなイメージです。

例文:Look at the map of a large city, say London or New York.(大都会の地図を見なさい。そうねえ、たとえばロンドンやニューヨークとか)

英会話ではsayが間投詞的によく使われます。吹き出しマークをヒョイと提示して、その中にわかりやすい例を挙げているイメージです。

tellの主な用例

例文:I can’t tell whether it’s true or not.(それが正しいのかどうか見分けることができない)

tellで難しいのは、この「見分ける」という意味があることでしょう。

tellを「伝える」ことだと思うと、この「見分ける」とtellを結びつけることは困難です。

ポイントは「伝える」ではなく「まとめる」です。まとめるためには整理する必要があり、そこで見分ける必要が出てきます。

もっと言ってしまえば、「見分ける」という訳にこだわらずに「それが正しいのかどうか、(自分の中で)まとめることができない」と理解してもいいわけです。

tellは「まとめてから伝える」。セットで覚えておいて頂ければと思います。

例文:He told me not to drive too fast.(彼は私に車のスピードを出しすぎないように注意した)

これは、指示書の内容が “not to drive too fast”(スピードを出しすぎることはダメ) だというイメージで捉えるとよいでしょう。

もちろん、この彼はスピードを出しすぎることの危険性など色々と述べたのかもしれませんが、まとめると「スピード出しすぎダメ」という趣旨のことを言ったというわけです。

「sayとtellの違い」まとめ

英単語 コアイメージ キーワード
say “~”と言う ダラダラsay
tell 相手にまとめた内容を伝える まとめtell

コアイメージ再掲

話す行為」を表すspeakとtalkの違いについては以下の記事を参照ください。

speakとtalkの違い
speakとtalkは同じ「話す行為」を表しますが、どういう違いがあるのでしょうか。その違いを「あなたと話す必要がある」という例文を元にイメージで解説します。