say と tell の違い

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英語で「言う」を表す say と tell ですが、どう違うのかわかりにくいですよね。この記事では、say と tell のコアイメージを元に、say と tell の違いを解説しました。

say と tell のコアイメージ

say のコアイメージ

say のコアイメージは「“~”と言う」です。

吹き出しマークを提示するようなイメージです。

tell のコアイメージ

tell のコアイメージは「相手にまとめた内容を伝える」です。

tell の意味は、両替商の一連の行動を想像すると理解しやすいでしょう。

「(持ち込まれた硬貨を)見分ける、整理する」→「相手にまとめた内容を伝える」→「(両替を)指示する」という流れです。

tell の関連語に teller(銀行の窓口係)、all told(合計)、Automatic Teller Machine(ATM/現金自動預け払い機)などがあるのは、このような一連の行動に由来しています。

say と tell の違い

例文:He said, “I’ve got relatives coming over that afternoon, and I also have homework I have to hand in next week, so I won’t go to that party.”(彼は「その日はお昼に親戚が来るし、来週出さなきゃいけない宿題もあるから、そのパーティーに行くのはやめておくよ」と言った)

say は「言った内容」をそのまま表現します。

say を使った場合、必ずしも内容が整理整頓されているわけではないので、ダラダラと長くなる傾向があります。

例文:He told me that he wouldn’t go to that party.(彼は私にそのパーティーには行かないことを伝えてきた)

tell は彼が言ったことを整理し、まとめた内容を表現します。

まとめた人の判断が入りますが、簡潔に表現できます

以上より、実際の英会話における say と tell の使い分けのポイントは「ダラダラsay と まとめtell」となります。

長くなってもセリフをそのまま伝えたほうがいいと判断したら say ですし、まとめて簡潔に述べたほうがよいと判断したら tell を使うというわけです。

say と tell の主な用例

say の主な用例

例文:The TV says it will be fine tomorrow.(テレビで明日は晴れだと言っている)

お天気キャスターが「晴れでしょう」と言ってなくても、テレビ画面に「晴れ」マークがあれば say を使うことができます。吹き出しマークがポンッと出てきているようなイメージです。

例文:Look at the map of a large city, say London or New York.(大都会の地図を見なさい。そうねえ、たとえばロンドンやニューヨークとか)

英会話では say が間投詞的によく使われます。吹き出しマークをヒョイと提示して、その中にわかりやすい例を挙げているイメージです。

tell の主な用例

例文:I can’t tell whether it’s true or not.(それが正しいのかどうか見分けることができない)

tell で難しいのは、この「見分ける」という意味があることでしょう。

ポイントは「伝える」ではなく「まとめる」です。まとめるためには整理する必要があり、そこで見分ける必要が出てきます。

例文は「それが正しいのかどうか、まとめることができない」と理解してもかまいません。

tell は「まとめてから伝える」とセットで覚えておくとよいでしょう。

例文:He told me not to drive too fast.(彼は私に車のスピードを出しすぎないように注意した)

これは、指示書の内容が “not to drive too fast”(スピードを出しすぎることはダメ) だというイメージで捉えるとよいでしょう。

この例文の彼は、スピードを出しすぎることの危険性を色々と述べたのかもしれませんが、まとめると「スピードを出しすぎたらダメ」という趣旨のことを言ったというわけです。

まとめ:say と tell の違い

英単語 コアイメージ キーワード
say “~”と言う ダラダラsay
tell 相手にまとめた内容を伝える まとめtell

speak と talk の違いについては以下の記事を参照ください。

英語で「話す」を表す speak と talk ですが、どう違うのかわかりにくいですよね。この記事では、speak と talk のコアイメージを元に、speak と talk の違いを解説しました。

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コメント

  1. ぽっぴん より:

    sayは言う、tellは伝えるというのは理解できていたのですが、tellに見分けるという意味があることを知らなかったので、知ることが出来て勉強になりました。また、ダラダラsay、まとめtellというのも解りやすくて良かったです。

  2. everfriends1021 より:

    コアのイラストは難しかったです。絵だけでは複雑で理解できませんでした。もっと簡単に絵で表現してくれるとより分かり易くなると思います。まとめ、はとても簡潔で、理解できました。sayとtellはそんなに難しくないと私の中では思っていましたが、この記事を読んで、複雑なのだと感じました。