音読イメージリンクの学習ステップ

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  • 英文内の単語・フレーズとイメージを結びつけて直接理解すること
  • イメージと結びついた英文を音読によって蓄積すること

これらが音読イメージリンクのポイントでした。ここでは、このポイントを踏まえ、学習をどのように進めていけばよいかをお伝えしていきます。なお、音読イメージリンクで学ぶ教材には、音声が付いていることが前提条件となります。

1、話の全体イメージを描く

最初は全体のイメージを描くことが大切です。次の再生ボタンをクリックして、流れてくる音声を聞きながら、どんな話なのかイメージを描いてみてください。(音声は50秒程度)

ここでは、ざっくりとお母さんと子どもの会話で、おつかいを頼まれていることがつかめれば十分です。

2、モデル音声をリピーティングする

次に英文を見ながら、モデル音声をリピーティングします。次のポーズ付き音声をクリックして、ポーズ(無音)のところでモデル音声の真似をしてみてください。(音声は1分20秒程度)

N Taro comes home from school and opens the door enthusiastically.
Taro Mom, I’m home.
Keiko You’re back. You’re just in time. Will you go to the supermarket for me?
Taro Aw, I don’t want to.
Keiko Hanako just fell asleep, and I want to prepare dinner while she’s still sleeping.
Taro Ugh, what a pain.
Keiko (Measuring with her hands) I’d like a bottle of olive oil this big.
Taro Can’t you just use regular oil?
Keiko It has to be olive oil! Here’s some money.
Taro You’re really making me work.
From「A Heartwarming Family」Story.1『Errands』

よく聞き取れないところはリピーティングしにくいと思います。たとえば、enthusiastically が聞き取れない場合は「opens the door エンスーゴニョゴニョ」のように、ごまかしてリピーティングしてください。

モデル音声に似せようと努力することは大切ですが、気にしすぎると前に進めなくなります。大切な単語であれば何度でも出てきます。その場で仕留めなくても問題ありませんので、肩の力を抜いてリピーティングに取り組んでください。

語学上達のコツは「嫌いなことを改善しようとすること」ではなく「好きなことをトコトン伸ばすこと」です。日本語でもそうですが、子供のころは「気に入った単語」を何度も繰り返し使っていたと思います。逆に、しっくりこない単語は無視していたのではないでしょうか。

私たちは学校教育を経て、しっくりこない単語を無理やり覚えようとする習慣を付けてしまいがちですが、それは嫌いなことばかりに時間を使うということに他なりません。嫌いなことばかりをやっていたら、自分の能力に否定的になってしまうのは自然なことです。

これを避けるためにも、これからはよくわからない単語に意識を向けるのではなく、何かひとつでも気に入った単語はないかを探すようにしていただければと思います。よくわからない単語はそのままスルーしてください。

一度リピーティングしたら、日本語訳を見て、よくわからないところを確認します。

太郎が元気良く玄関を開け、学校から帰ってきます。
太郎 ただいま、お母さん。
恵子 おかえり。ちょうどいいところに帰って来たわ。おつかいに行ってくれない?
太郎 え~。やだよ。
恵子 今、花子が寝たところだから、その間に晩御飯、作っちゃいたいのよ。
太郎 もう、めんどくさいな。
恵子 (手でサイズを作り)これぐらいの大きさのオリーブオイルをお願いね。
太郎 別に普通の油でいいじゃん。
恵子 オリーブオイルじゃなきゃダメなの! はい。お金。
太郎 本当に人使い荒いんだから。
「ほのぼの家族」Story.1『おつかい』より

このとき、わからない英単語の意味を調べたくなるかもしれませんが、なるべく控えておくことをおすすめします。英文ごとに意味がわかるだけで十分です。

3、英文をイメージと結びつける

三番目に英文内の単語とイメージを結びつけます。使う教材にそのようなイメージ解説があることが前提となります。

be

be 動詞のコアイメージは「存在する」です。「場」をつくり、主語がそこにあることを表します。

I am home.
home

この am は「私はいる(存在する)」という意味で使われています。home はその「私」をそのまま家に移動させています。

she‘s sleeping
sleeping

このis は「彼女は…という状態です」という意味で使われています。「存在」というよりは「イコール」(she = sleeping)の役目をしています。

4、全体の音読をする

最後に、英文を見ながら3回ほど音読をします。モデル音声を思い出しながら音読してみてください。なお、聞き取れなかった音は適当にごまかして構いません。

N Taro comes home from school and opens the door enthusiastically.
Taro Mom, I’m home.
Keiko You’re back. You’re just in time. Will you go to the supermarket for me?
Taro Aw, I don’t want to.
Keiko Hanako just fell asleep, and I want to prepare dinner while she’s still sleeping.
Taro Ugh, what a pain.
Keiko (Measuring with her hands) I’d like a bottle of olive oil this big.
Taro Can’t you just use regular oil?
Keiko It has to be olive oil! Here’s some money.
Taro You’re really making me work.
From「A Heartwarming Family」Story.1『Errands』

イメージと結びつけた英文(下線部)のところは、ゆっくり音読して、単語ごとに対応するイメージを思い浮かべるようにします。その日の学習で、その英文だけは記憶に残るように意識するとメリハリがついてよいでしょう。

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