be to do(be+to不定詞)の意味・用法まとめ

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学校で be to do には「義務予定運命可能意図」という5つの用法があって、頭文字をとって「業界(ぎようかい)」と覚えるとよいと習いました。しかし、どうしてこんなバラバラな意味を持っているのでしょうか? be to do のイメージを教えてください。

be to do の5つの用法(義務・予定・運命・可能・意図)は意味がバラバラのように感じられますよね。この記事では be to do のコアイメージを元に、be to do の意味・用法について解説します。

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be to do のコアイメージ

be to do のコアイメージは「~することになっている」です。

何かが be で「存在」して、to do で「~することに向かう」流れです。ここから「~することになっている」というイメージが出てきます。

※be動詞については「be動詞の意味・用法まとめ」を、to do(to不定詞)については「to不定詞の基本の意味・3用法まとめ」をご参照ください。

be to do の主な用法は「予定・運命」「義務・命令」「意図」です。

ポイントは話し手の意志とは無関係である、というニュアンスが含まれていることです。

そのため客観的な表現とも言えますし、当事者意識の感じられない表現として聞き手に受け取られることもあります。このあたりは例文を挙げながら詳しく見ていきましょう。

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be to do の用法

予定・運命を表す be to do

例文:The next meeting is to take place in Tokyo.(次の会合は東京で行われることになっています)

is to take place で「行われることになっている」という意味で、予定を表しています。

話し手が決めたわけではなく、そういうことになっているというニュアンスを含んでいます。

例文:He was never to see her again.(彼が彼女と二度と会うことにはなりませんでした)

was never to see で「決して会うことにはならなかった」という意味です。

話し手としてはそのような流れを述べているだけで、運命的なニュアンスは文脈から発生しています。

義務・命令を表す be to do

例文:You are to do your homework before going to play.(あなたは遊びに行く前に宿題をすることになっています)

are to do で「やることになっている」という意味で、「義務」を表しています。

話し手の意志として「やるべき」と言っているわけではなく、客観的にそういう流れであることを述べています

もちろん表現上はそうだというだけで、セリフの背後に話し手の意志が隠れていることは英語でもよくあります。表現をどう使うかは話し手次第ですので、ご注意ください。

例文:You are to return that umbrella to me.(あなたはあの傘を私に返すことになっています)

are to return で「返すことになっている」という意味です。

話し手としては客観的にそういう流れであることを述べているだけですが、聞き手からすれば「返しなさい」という命令的なニュアンスが感じられる表現ということになります。

可能を表す be to do

例文:The ticket was not to be found.(そのチケットは見つけられなかった)

was not to be found は「見つけられることにはならなかった」という意味です。

話し手としては、そういう流れになったことを述べているだけで、「見つけられた/見つけられなかった」という可能のニュアンスは文脈から発生しています。

意図を表す be to do

例文:If you are to succeed, work hard.(もし成功するつもりならば、一生懸命働きなさい)

if you are to succeed で「もしあなたが成功することに向かうならば」という意味です。

if という仮定の上に、are to succeed で「成功することに向かう」という流れをつくることで、「~するつもり」という意図のニュアンスを生み出しています。

ただし、これは相手が実際にそう思っているかどうかは考慮に入れていない表現で、あくまでも「もしそういう流れならば」と述べているだけであることに注意してください。

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まとめ:be to do の意味、用法

be to do のコアイメージは「~することになっている」です。

be to do の主な用法は「予定・運命」「義務・命令」「意図」です。

用法 フレーズ 意味 備考
予定 The next meeting is to take place 行われることになっている 話し手が決めたわけではない
運命 He was never to see her 決して会うことにはならなかった 運命的なニュアンスは文脈から発生
義務 You are to do your homework やることになっている 客観的にそういう流れである
命令 You are to return that umbrella 返すことになっている
可能 The ticket was not to be found 見つけられることにはならなかった 可能のニュアンスは文脈から発生
意図 If you are to succeed, work hard もしあなたが成功するつもりなら 相手が実際にそう思っているかどうかは考慮に入れていない

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コメント

  1. アバター マンボ より:

    be to do という表現は日本語にしづらいなと常日ごろから思っていましたが、記事では1つ1つの用法がわかりやすく説明されていたので理解を深めることが出来ました。「話し手の意思とは無関係である」というのを念頭に、義務や命令等もうまく使い分けしたいと思います。

  2. アバター 吉田 より:

    ~することになっている、という表現は使い方として分かりやすいのですが、話し手の意志とは無関係で他人事、あるいは客観性のある表現でわるというのは初めて知りました。be to doの用法の頭文字を取って「業界(ぎようかい)」と覚える習い方も初耳で面白かったです。

  3. アバター pumpkinhead より:

    私はbe to do の用法について意識して英文を読み書きしていなかったので、イラストが分かりやすくてとても勉強になりました。ニュアンスの表現方法なので難しいなと感じますが、be to do を知っていることによって文法を間違えにくくなるなと思いました。

  4. アバター 匿名 より:

    確かに”be to do”の用法を「予定・運命」「義務・命令」「意図」で覚えたような気がします。ただ、そこまで気にして使用したことはありませんでした。この記事の例文と絵、その説明を読んだ結果、大変理解できました。

  5. アバター ゆうたノート より:

    「~することになっている」と英語で聞いたとしても、なかなかそのようなイメージで受け取ることはできないだろうと感じました。英語で考える事が出来るようにならないと、それは難しいのでしょうね。まるで野党の女性議員の言い回しのようです。

  6. アバター マイマイ より:

    be to doの説明として、話し手の意思とは関係なしに~することになっている、という意味がコアなイメージであるという説明が理解しやすかったです。用法からも客観的な表現である印象はイメージできました。

  7. アバター 雪の華 より:

    英語を母語として日常生活で使わない私のようなものにとっては、be to do のコアイメージには話し手の意志とは無関係であるニュアンスが含まれているため、聞き手には客観的かつ当事者意識が感じられないと受け取られることがあると説明がなされても、解説としてはそのとおりであっても、なかなかピンとこなところがあります。それは、この解説記事の問題というより、いつも話す言葉と違う言語を理解することの難しさに由来するものだと思います。

  8. アバター 匿名 より:

    be to doのポイントは話し手の意志とは無関係というニュアンスが含まれている…という説明がわかりやすかったです。「~するっことになっている」という他人事のようなコアイメージはすんなりと消化できました。

  9. アバター コツメカワウソ より:

    be to doは不定詞の中でも特に用法が難しく、受験問題などにもよく出題されるものだと思います。参考書にも解説は載っていますが、こちらの記事では参考書などにはないインパクトと分かりやすさがあります。分かりやすい例題で解説されているので素晴らしいと思いました。

  10. アバター pso2 より:

    be to do は「〜することになっている」という意味では覚えていて、未来の予定のようなニュアンスでしたが、義務や命令、意図というニュアンスまでは把握していなかったので、改めて理解できてよかった。

  11. アバター のりたま より:

    be to doという使い方は普段なんとなく使っていましたが、あまり意味は理解していませんでした。このコラムを読むといろいろな使い方が書いてあって、頭の中が整理された気がします。コアイメージをよく理解することが大事かなと思いました。