so のコアイメージ解説・意味の樹形図

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so は「だから」「とても」が有名ですが、それ以外に I think so.(私もそう思う)や and so on(~など)のような意味もあります。

この記事では、これらバラバラに見える so の意味を、コアイメージから意味の樹形図でつなげて解説します。ネイティブがよく使う so の本当の姿を、ぜひここでつかんでいってください。

この記事でわかること
  • so のコアイメージ、主な意味
  • 「だから」「とても」「そのように」に共通するイメージ
  • or so, and so on, So do I など、so を含む表現のイメージ

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so のコアイメージ

so のコアイメージは「引き継いでゴールへ」です。

so は前の情報を受け取る動作と、それをそのままゴールの方へ向かわせる動作が組み合わさったものです。図示する場合はシンプルに「矢印」で捉えることもできます。

so の意味の樹形図

コアイメージを元に、so の主な意味を分類したものが、次の樹形図です。

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so の主な意味と例文

だから

前の情報を引き継いで、そのまま話を「結論」に向かわせるとき、「だから」という意味になります。

 

例文:It was late, so I went home.(遅かったので、家に帰った)

例文の so は「だから」という意味。前の情報(遅い時間だった)を引き継いで、そのまま結論(家に帰った)に向かわせています。

She was tired, so she took a nap.
(疲れていたので、昼寝をした)

He didn’t answer, so I called again.
(彼が出なかったので、もう一度電話した)

“I’m older than you.” — “So what?”
(「私の方が年上だよ」―「だから何?」)

~するために

so that は、前の情報を引き継いで、そのまま話を「目的」に向かわせるイメージであり、「~するために」という意味になります。

なお、that の「遠くを指さす」イメージから、少し遠くにあるものとして「目的」が that の後にくると考えるとよいでしょう。

 

例文:She spoke slowly so that everyone could understand.(みんなが理解できるようにゆっくり話した)

so that ~ は「~するために」という意味。前の情報(彼女はゆっくり話した)を引き継いで、so that でそのまま話を目的(みんなが理解できる)に向かわせています。

I set an alarm so that I wouldn’t oversleep.
(寝坊しないように目覚ましをセットした)

He saved money so that he could travel.
(旅行できるようにお金を貯めた)

We left early so that we could get good seats.
(良い席を取れるように早く出発した)

とても

暑さや寒さのような話し手が感じている実感を受けて、その実感をそのまま形容詞や副詞に向かわせたとき、「とても」という意味になります。

 

例文:It’s so cold today.(今日はとても寒い)

so cold は「とても寒い」という意味。

話し手が感じている実感としての「寒さ」を受けて、その実感をそのまま cold に向かわせています。so を用いることで、実感を伴った表現にしているとも言えます。

I’m so happy.
(すごく嬉しい)

I’m so sorry.
(本当にごめんなさい)

Thank you so much.
(本当にありがとう)

Time passed so quickly.
(時間がとても速く過ぎた)

とても~なので…

「とても~」を表す so と、その着地点を指し示す that の組み合わせで「とても~なので…」という意味になります。

この場合の so は、実感というよりも前に出てきた情報を引き継いでおり、「それくらいとても~」のように解釈するとよいでしょう。

 

例文:She was so tired that she fell asleep instantly.(疲れすぎてすぐに寝てしまった)

so tired that … は「とても疲れていたので…」という意味。

文脈として、この話の前段に「彼女が疲れるようなこと」があり、その情報を引き継いだうえで、so tired(それくらいとても疲れていた)と延べ、その結果どうなったのかを that以下で「すぐに寝た」と述べているわけです。

It was so funny that I couldn’t stop laughing.
(面白すぎて笑いが止まらなかった)

The music was so loud that we couldn’t talk.
(音楽がうるさすぎて話せなかった)

He ran so fast that nobody could catch him.
(速すぎて誰も追いつけなかった)

そう、そのように

I think so. のように前の情報を引き継いで、それを流用するとき、「そう、そのように」という意味になります。

 

例文:A: “This plan will work.” — B: “I think so.”(A「この計画はうまくいくよ」― B「そう思う」)

B のセリフ I think so. は「私もそう思う」という意味。この so は、前段で A が話している内容(This plan will work.)を受けて、それを流用しています。

なお、so は話の流れを「ざっくり」流用するイメージであり、一言一句正確に再現するものではありません。つまり、前の情報の流れを大づかみしているだけなので、もし忠実に再現したい場合は、I think exactly so. のように別の語で補う必要があります。

A: “Will it be sunny tomorrow?” — B: “I hope so.”
(A「明日は晴れるかな?」― B「そうだといいな」)

A: “He might be sick.” — B: “If so, we need to change our plan.”
(A「彼は体調が悪いかもしれない」― B「もしそうなら、計画を変えないと」)

He told me to leave, and I did so.
(彼に出ていけと言われたので、そうした)

それくらい

or so の形で、前の情報を引き継ぎつつ、「あるいはそれくらい」と幅をもたせるような意味で使われます。

 

例文:It takes an hour or so.(1時間かそこらかかる)

an hour or so は「1時間あるいはそれくらい」という意味。

so は「1時間」という時間の代わりとして用いられていますが、so は前の情報を「ざっくり」流用するものなので、流用時に「」が生まれます。このイメージを活かして、an hour or so は「1時間かそこら(=1時間くらい)」を表しているわけです。

I’ll be back in a week or so.
(1週間くらいで戻る)

She’s thirty or so.
(彼女は30歳くらいだ)

There were twenty or so people.
(20人くらいいた)

~など

~ and so on は、それまでに取り上げた物(リストアップした物)に and(加えて)+so on(そのまま続く)としたものです。つまり「そういう感じの物が続く」というイメージであり、「~など」という意味になります。

 

例文:They sell books, games, toys, and so on.(本、ゲーム、おもちゃなどを売っている)

books, games, toys, and so on は「本、ゲーム、おもちゃなど」という意味。

so は「本、ゲーム、おもちゃ」という前の情報の流れを受けて、それをそのままざっくり流用、つまり「そういう感じの物」として用いられています。それに on で、そのリストアップが「続く」イメージになっています。

なお、この例文の場合は「本、ゲーム、おもちゃ」なので、リストに挙がっているのは基本的に子ども向け商品です。そのため、他には and so on に含まれるものとしては「ぬいぐるみ」や「トレーディングカード」といったものが続くと一般的に考えられます。

We need eggs, flour, butter, and so on.
(卵、小麦粉、バターなどが必要だ)

The shop has coffee, tea, juice, and so on.
(その店にはコーヒー、紅茶、ジュースなどがある)

She enjoys hiking, swimming, cycling, and so forth.
(彼女はハイキング、水泳、サイクリングなどを楽しむ)

~も同様

相手が言ったこと(情報)に対して、「私も同じ」のように言いたいとき、So do I. のような倒置形を用いて表現します。

 

例文:“I love chocolate.” — “So do I.”(「チョコ大好き」―「私も」)

So do I. は「私も同じ」という意味。

この so は、相手のセリフ I love chocolate. を受けており、話し手はそのまま私にも当てはまる気持ちから、そのまま流用する働きを持つ so を使っています。

このように話し手はまず so を最初に持ってきてしまったので、その後は主語+動詞の語順を倒置させた do I と続けて So do I. としているわけです。

※「なぜ倒置になるのか」については「英文を動と静の組み合わせで捉える」方法を、書籍『英会話イメージトレース体得法』『中学英語イメージリンク』で紹介しています。倒置自体を解説したものではありませんが、倒置も「動と静の組み合わせ」の一環で捉えられるので、もしご興味ありましたらご参照ください。(またご要望があれば倒置についても解説記事をつくりたいと思います。(ご希望ありましたらコメント欄でお知らせください)

“They enjoyed the movie.” — “So did we.”
(「彼らは映画を楽しんだ」―「私たちも」)

“She can speak French.” — “So can he.”
(「彼女はフランス語を話せる」―「彼もだよ」)

“I’ve been to Paris.” — “So have I.”
(「パリに行ったことある」―「私も」)

【コラム】so と because の違い

so と because はどちらも原因と結果を表しますが、矢印の向きが逆になります。

so は前の情報(原因)を引き継いで、そのまま結果に向かわせます。一方、because は結果から原因に遡るイメージです。

It was late, so I went home.
(遅かった。だから家に帰った)←結果に向かう

I went home because it was late.
(家に帰った。なぜなら遅かったから)←原因に遡る

どちらも同じ出来事を述べていますが、so は「結果どうなったか」を伝えたいとき、because は「なぜそうしたか」を伝えたいときに使います。

英会話イメージトレース体得法

【コラム】so と very の違い

so と very はどちらも「とても」を表しますが、ニュアンスが異なります。

so は「引き継いでゴールへ」のイメージの通り、話し手の実感を引き継いで勢いよく形容詞に向かわせるため、主観的・感情的な強調になります。一方、very は客観的に程度が高いことを述べているだけで、感情の勢いは含まれません。

I’m so happy!
(すっごく嬉しい!)←感情が溢れている

I’m very happy.
(とても嬉しいです)←事実として述べている

そのため、Thank you so much. は感謝の気持ちが溢れている感じですが、Thank you very much. は丁寧に感謝を伝えている感じになります。日常会話では、感情を込めたいときに so、落ち着いた場面では very を使うとよいでしょう。

まとめ

so のコアイメージは「引き継いでゴールへ」です。

コアイメージを元に、so の主な意味を分類したものが、次の樹形図です。

意味 例文 日本語訳
だから It was late, so I went home. 遅かったので、家に帰った
 ~するために She spoke slowly so that everyone could understand. みんなが理解できるようにゆっくり話した
とても It’s so cold today. 今日はとても寒い
 とても~なので… She was so tired that she fell asleep instantly. 疲れすぎてすぐに寝てしまった
そう、そのように A: “This plan will work.” — B: “I think so.” A「この計画はうまくいくよ」― B「そう思う」
 それくらい It takes an hour or so. 1時間かそこらかかる
 ~など They sell books, games, toys, and so on. 本、ゲーム、おもちゃなどを売っている
 ~も同様 “I love chocolate.” — “So do I.” 「チョコ大好き」―「私も」

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