hearとlistenの違い

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hearとlistenの違いは?

hearとlistenは同じ「聞く」という意味ですが、どういう違いがあるのでしょうか?

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質問「hearとlistenの違い」への回答

突然ですが、クイズです。次の英文の( )にはhearかlistenのどちらかが入ります。どちらが入るか考えてみて下さい。
※正確には原形ではなく変化形が入りますが、今回はhearとlistenの違いを知ることがテーマなので原形のままでかまいません。

問題:I was (    ) to the radio when I (    ) the phone ring.(電話の呼び出し音が聞こえてきたとき、私はラジオを聞いていました)

…考えてみて頂けましたか?それでは、hearとlistenのコアイメージを確認してから正解を見ていきましょう!

hearのコアイメージ

hearのコアイメージは「耳にする」です。

意識する・しないに関わらず、耳に入ってきた音を聞くことです。

listenのコアイメージ

listenのコアイメージの「(耳を傾けて)聞く」です。

主体的に音や言葉を聞きにいくイメージです。

「hearとlistenの違い」穴埋め問題の解説

正解:I was listening to the radio when I heard the phone ring.(電話の呼び出し音が聞こえてきたとき、私はラジオを聞いていました)

I was listening to the radioは「ラジオに耳を傾けていた」です。お気に入りのラジオ番組を聞いているようなイメージです。

I heard the phone ringは「電話の呼び出し音を耳にした」です。自然と呼び出し音が耳に入ってきたイメージです。

このように hear は「受け身的に聞く」、listen は「主体的に聞く」という大きな違いがあります。

hear, listenをもっと詳しく知る

hearとlistenの違いは以上ですが、もう少し詳しく各単語のイメージを見ていきましょう。

hearの主な用例

例文:Can you hear me?(声は聞こえていますか?)

「私の声が、あなたの耳に入っていってますか?」というイメージです。

例文:I’ve heard that you live on your own.(あなたは一人暮らしをしているんだってね)

hear は「うわさ話を耳にする」という意味でも使われます。

listenの主な用例

例文:Are you listening to me?(私の話を聞いているの?)

当然、このセリフは「私の話を聞いていないでしょ!」というニュアンスのものです。「耳を傾けていない、注意を払っていない」そのような姿勢を批判しているわけです。

例文:You should listen to my advice.(あなたは私のアドバイスを聞き入れるべきだ)

listen には「耳を傾ける」ことから「聞き入れる」という意味も派生しています。

「hearとlistenの違い」注意点

演奏や講演などを「聞く」場合は、どれほど積極的に聞いていたとしてもlistenではなくhearが用いられます。

これはどちらが主導権を握っているかという感覚に由来しています。

たとえば、ライブなどでアーティストが聴衆に向かって「次はどの曲が聞きたい?」と問いかけるときは “What do you wanna(=want to) hear?” とhearが用いられます。

これはあくまで主導権をアーティストが握っていて、聴衆は音楽や演奏を聞こえるままに受け取るという構図があるからです。

一方で、通勤電車に乗ってイヤホンを耳にいれながら「音楽でも聞こうっと」とつぶやくときは “I’m going to listen to music.” とlistenが用いられます。

これは自分で音や言葉を選び取ることができるからこそ使える表現であり、嫌なら聞かないようにすることもできるわけです。

「hearとlistenの違い」まとめ

英単語 コアイメージ 違い
hear 耳にする 受け身(受け取る)
listen 耳を傾ける 主体(選び取る)

コアイメージ再掲