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to不定詞を使った表現の最後に want 人 to do や tell 人 to do のようなパターンを学びましょう。ポイントは want 人 to do(人に~してほしい)の to のところで「人を do の方に向かわせる」ようなイメージを描くことです。
want 人 to do(人に~してほしい)
例文:I want you to play soccer.(私はあなたにサッカーをしてほしい)
want you to play soccer で「あなたにサッカーをしてほしい」という意味になります。
want 人 だけだと「人が欲しい」という意味になりますが、そのまま to do を続けることで、その人を do の方に振り向かせるイメージになります。一連の流れをつなげて「人が~することを欲する」→「人に~してほしい」となります。
このとき「人」は want の目的語ですが、to do の主語にもなっています。このように英語では、1つの単語に2つの役割をもたせることがあります。
tell 人 to do(人に~するように言う)
例文:She told me to study more.(彼女は私にもっと勉強するように言った)
told me to study で「私に勉強するように言った」という意味になります。want のときと同様に、「人」は tell の目的語でありつつ、to do の主語にもなっています。
want や tell 以外に、ask(尋ねる、頼む)も同じような形をとります。