やり直し中学英語 #15『動名詞』の動画要約

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中学英語 #15 動名詞 ~これまでの動名詞、これからの to不定詞~

中学英語のおさらい解説動画シリーズ、第15回目は『動名詞』です。動名詞とは何者なのか、動名詞の特徴の他に、to不定詞との違いについても解説しています。

※こちらの記事は、中学英語のおさらい動画の内容を要約したものです。

動画内容は書籍『中学英語イメージリンク』に準拠しています。動画とあわせてご活用ください。

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導入・目次

テーマは「これまでの動名詞、これからの to不定詞」です。
今回は次のようなことを説明していきます。

(1)動名詞とは
(2)動名詞と to不定詞の違い
(3)動名詞と to不定詞の使い分け

中学英語イメージリンク

動名詞とは

I like playing soccer.(私はサッカーをすることが好きです)

この playing を 動名詞と呼びます。playing soccer で「サッカーをすること」という意味になり、この固まりで名詞のように扱います。

動名詞は、現在分詞と同じ「動詞のing形」ですが、少し意味や役割が異なっているので区別されています。

動名詞は「~すること」という意味を表します。動名詞の特徴として、次の2点が挙げられます。

1.動詞と名詞をあわせもつ
2.何かをしているところを写真で切り取ったイメージ

1の「動詞と名詞をあわせもつ」は、「~すること」の「する」に動詞部分、「こと」に名詞部分が含まれていることからわかりますね。

2の「写真」のイメージは、少しわかりにくいかもしれないですね。これについては to不定詞と比較して、詳しく見てみましょう。

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動名詞と to不定詞の違い

動:I enjoy playing soccer.(私はサッカーをすることを楽しむ)

to:I want to play soccer.(私はサッカーをすることを欲する/サッカーがしたい)

動名詞も to不定詞も、訳は同じ「サッカーをすること」です。これらに何か違いはあるのでしょうか?

答えはあります。結論から先に述べると

・動名詞は「これまでのこと」に使われる傾向がある
・to不定詞は「これからのこと」に使われる傾向がある

動名詞の特徴として、何かをしているところを写真で切り取ったようなイメージだと述べました。これはつまり、リアリティーをもって、その情景を描いているわけです。

写真が一番わかりやすいですが、写真でなくても、これまでの経験から何かをしている情景が思い起こされているなら、動名詞の出番というわけです。

一方で to不定詞のイメージは「向かう先にある動作」でしたね。向かう先にある「何かすること」、これは当然「これからのこと」というニュアンスを含むことになります。

それでは、ここでサムネイルの問題を見ておきましょう同じ「サッカーをすること」ですが、どちらが動名詞でどちらが to不定詞のイメージになるでしょうか?

答えは、左の画像が to不定詞で、右の画像が動名詞のイメージになります。

右の画像はまさにサッカーをしているところを写真で切り取ったものなので、動名詞のイメージにぴったりですね。

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動名詞と to不定詞の使い分け

ここまで動名詞と to不定詞の違いをざっくり説明しました。

さて、動名詞と to不定詞は、名詞のように扱うことから、動詞の目的語のところに置かれることがよくあります。

動詞によって、目的語に動名詞をもってくる場合と、to不定詞をもってくる場合に分かれたりするので、使い分けを見ていきましょう。

まず、目的語に動名詞をもってきやすい動詞についてです。このような動詞として enjoy、finish、stop などが挙げられます。

enjoy ing で「~することを楽しむ」
finish ing で「~することを終える」
stop ing で「~することを止める」

これらの動詞が、動名詞を目的語にもってきやすい理由は、それぞれ「楽しむ」「終える」「止める」ためには、それまでに何かをしている必要があるからです。

当然ですが、これからやること・まだやっていないことを楽しんだり、終えたり、止めたりなんてできないですよね。

なので、enjoy、finish、stop のような動詞の後には「これまでのこと」というニュアンスをもつ動名詞がよく用いられるわけです。

ルールのようなものではなくて当たり前のことなんですね。

次に、目的語に to不定詞をもってきやすい動詞についてです。このような動詞として want、hope、decide などが挙げられます。

want to で「~することを欲する」
hope to で「~することを望む」
decide to で「~することを決心する」

これらの動詞が、to不定詞を目的語にもってきやすい理由は、それぞれ「欲する」「望む」「決心する」ような対象は「これからのこと」だからです。

こちらも動名詞のときと同じように当たり前のことなんですね。

最後に、目的語に動名詞がくるか、to不定詞がくるかで意味が変わる動詞についてです。

remember(覚えている)に対して
・remember ing は「~したことを覚えている」
・remember to は「~することを覚えている」

forget(忘れる)に対して
・forget ing は「~したことを忘れる」
・foret to は「~することを忘れる」

ただ、これまで説明してきたように、動名詞には「これまで」、to不定詞には「これから」のニュアンスが含まれているので、このように意味が変わるのも、自然なことなのですね。

動名詞のまとめ

動名詞は「~すること」という意味を表します。

特徴として「動詞と名詞をあわせもつ」ことと「写真で切り取ったイメージ」で捉えると良いでしょう。

同じ「~すること」という意味をもつ to不定詞との違い
・動名詞は「これまでのこと」というニュアンスを含む
・to不定詞は「これからのこと」というニュアンスを含む

CoffeeTime

▼今井くんとの対談

・動名詞は写真、to不定詞はイラスト

編集後記

この2回ほど動画の最後にネタ本『中学英語イメージリンク』へのレビュー投稿をお願いしてきましたが、ありがたいことにAmazonへのレビューが増えてきました!本当にありがとうございます!

うちは小さな出版社で、取次さんとの契約がないため、この本は一般書店に置くことができておりません…。そのため頼みの綱は皆さんのお声のみという状況のため、こうやってレビュー投稿していただけること、本当に助かります。

今後も英語学習をされている皆さんのお役に立てるように頑張ってまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!(遠藤)