やり直し中学英語 #9『現在形と現在進行形』の動画要約

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中学英語 #9 現在形と現在進行形編 ~いつからいつまでという区切りがない現在形~

中学英語のおさらい解説動画シリーズ、第9回目は『現在形と現在進行形』です。日本語と英語の現在形ってこんなに違うの!?どうしてそんな違いが出てくるのか、その理由まで解説しています。

※こちらの記事は、中学英語のおさらい動画の内容を要約したものです。

動画内容は書籍『中学英語イメージリンク』に準拠しています。動画とあわせてご活用ください。

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導入・目次

テーマは「いつからいつまでという区切りがない現在形」です。
今回は次のようなことを説明していきます。

(1)現在形
(2)現在進行形
(3)日本語と英語の現在形
(おまけ)現在分詞という名称への文句

現在形

He plays soccer.

この plays が動詞 play の現在形です。例文の意味は「彼はサッカーをします」…だと実は微妙に正しくないんです。

正しくは「彼は普段サッカーをします」となります。

でも「普段」なんて意味の英単語はどこにも出てきていませんよね。この「普段」という意味は、実は現在形から出てきているものなんです。

英語の現在形には、いつからいつまでという時間的な区切りがありません。

現在形は、その名の通り「いま現在」が基準になりますが、時間的な区切りがないので、まんべんなく・平均的にやっている感じになります。そのため、普段していることを表すわけです。

He plays soccer という英文から、彼が普段サッカーをしていることはわかりましたが、それだけだと「いつ・どれくらい」サッカーをしているのかわかりません。

そのため、普通は every Sunday のような説明を加えます。

これまで出てきた英文の補足をしておきます。

これまでの解説動画で I play soccer. や I open the window. などの例文を出してきました。これらの例文の意味は本当は「私は普段サッカーをします」や「私は普段その窓を開けます」という意味になります。

これらの例文は通常、I sometimes play soccer. や I open the window every morning. のように説明語句を加えて使います。

これまでの例文で説明語句を省略していたのは、解説したい文法事項に焦点を合わせるためです。

まとめると、英語の現在形は「いつからいつまでという時間的な区切りがない」というのがポイントでした。
▼今井くんとの対談

・現在形の解説を聞いての感想

・制限がない=永遠に続く?

中学英語イメージリンク

現在進行形

英語の現在形には、時間的な区切りがありませんでした。

しかし、「このときだけやっている」ということを言いたいときもありますよね。そのような時間を区切った動作を表したいときは、英語では現在進行形を使います。

He is playing soccer.(彼はサッカーをしているところです)

現在進行形は is playing の部分で「まさに~しているところ」という意味を表しています。

現在進行形は「be動詞の現在形」と「現在分詞(動詞のing形)」から成り立っています。

be動詞は「=」。現在分詞は「まさに~している状態」を表します。このイラストで言えば「まさにプレーしている状態」のような感じです。

この be動詞と現在分詞を組み合わせて「彼」=「プレーしている状態」となるわけです。

現在分詞の特徴ですが、いま「プレーしている状態」と述べたように「状態と動作をあわせもつこと」がわかりやすい特徴として挙げられます。

これに加えて、もう一つ「時間的な区切りをもつ」という特徴があります。この playing で言えば、いま一時的にプレーしている、ということで、どこかのタイミングでプレーをやめる、というニュアンスを含んでいます。

現在進行形のまとめをしておきましょう。

He is playing soccer. は「彼」=「プレーしている状態」を表しています。

現在進行形は「be動詞の現在形」と「現在分詞」の組み合わせであり、現在分詞は「状態と動作をあわせもつ」「時間的な区切りをもつ」という2つの特徴をもっています。

▼今井くんとの対談

・現在進行形の解説を聞いての感想

・現在進行形にできない動詞?

日本語と英語の現在形

日本語と英語の現在形について確認しましょう。それぞれ結構違っているのですが、その違いがどこから
生まれてきているのかも合わせておさえてしまいましょう。
What do you do?

「何するの?」「これから何をするんですか?」のようにこれからのことを聞かれていると捉える人が多いと思います。

実は、これ「普段何をしていますか?」という意味です。現在形なので、普段していることを尋ねているわけですね。社会人に対してであれば「お仕事は何ですか?」になります。

では、次は日本語です。

何をしますか?

「これから何をするのか?」「いまから何をしますか?」という意味で理解するのが自然ですよね。

いま挙げた2つの例文は、それぞれの言語で現在形をごくシンプルに表したものです。

しかし、それらが表している意味は、ずいぶん違っていましたよね。英語は「普段」のこと、日本語は「いまから」のことでした。

どうして、このような違いが出てくるのか、モノの見方と絡めて見ていきましょう。

日本語の方から見ていきます。

何をしますか?

日本語は解説動画 Part.1 で解説したように、話し手の視界を前提としています。つまり、何も言葉を加えなければ「話し手がいま見ている状況」として理解されるわけです。

言い換えれば、時間的に「いま」という制限を、日本語においては自然に行っているということです。

そういうわけで「何をしますか?」は「いま何をしますか?」、もう少しこなれた言い方をすると「いまから何をしますか?」という意味になるわけです。

次に英語の方を見てみましょう。

What do you do?

英語は、真っ白なキャンバスに描いた絵でしたね。このキャンバスには制限がありません。キャンバスですが、「どこまでも広がっていくような」ものだと思ってください。

言い換えれば、「いつからいつまでという時間的な制限がない」ことが、英語においては前提になっているというわけです。

そのため、「まんべんなく平均的にやっている」ということから、「普段」というニュアンスが発生するわけです。

まとめると

・日本語は「話し手の視界」を前提しており、「いま」という制限があるのが基本です。

・一方、英語は「真っ白なキャンバス」が前提で、時間的な区切りがないのが基本になります。

▼今井くんとの対談

・発想の違いに気づかないと暗記するしかなくなる

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現在分詞という名称への文句

▼今井くんとの対談

・現在分詞の「分詞」とは

・現在分詞の「現在」とは

編集後記

今回から動画の一部に字幕を入れました。これでこれまで聞き取りにくかった部分もかなり軽減されたのではないかと思います。

字幕入れは大変だったので、もし読みやすくなったよなど気づいた点などあればコメントを入れていただけると嬉しいです!(遠藤)

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