やり直し中学英語 #8『命令文』の動画要約

このページの読了時間:約613

中学英語 #8 命令文編 ~聞き手に対して動作を提示~

中学英語のおさらい解説動画シリーズ、第8回目は『命令文』です。命令文とは○○を提示すること!? 命令文の作り方から命令文のもつニュアンスまでわかりやすく解説しています。

※こちらの記事は、中学英語のおさらい動画の内容を要約したものです。

動画内容は書籍『中学英語イメージリンク』に準拠しています。動画とあわせてご活用ください。

imagelink_banner1

導入・目次

テーマは「聞き手に対して動作を提示」です。
今回は次のようなことを説明していきます。

(1)命令文の作り方

(2)命令文のニュアンス、否定の命令文

命令文の作り方

Open the window.(窓を開けなさい)

このような文を命令文と言います。しかし、どうしてこのような形から命令のニュアンスが出てくるのでしょうか。イメージで捉えてみましょう。

まず最初に Open と述べますが、これは聞き手に対して open というカードを提示しているように捉えてください。カードを提示されたら、「開けなさい」と命令されたように感じられたのではないでしょうか。

このように命令文はシンプルに、聞き手に「こうしなさい」と動作を提示している文になります。
命令文では聞き手に動作を提示するために、主語を省略し、動詞は原形を用います。この「主語を省略」「動詞は原形」という2つの特徴について、もう少し確認しておきましょう。
(1)「主語を省略」という特徴についてですが、まずは主語がある場合はどうだったか確認しておきます。

I open the window.

この英文であれば、主語 I が open します。主語がある場合は、主語が何かの動作をすることになっていたわけですね。

それでは、主語がない場合はどうでしょうか。

Open the window.

聞き手に open という動作を提示しています。主語がない場合は、聞き手に対して動作を提示できるようになるわけです。

次に(2)「動詞は原形」という特徴について見ていきます。

Open the window.

最初の Open が動詞の原形です。ここでよく質問されるのが、「現在形も open という同じ形をしているので、現在形と原形との違いがよくわからない」というものです。この違いをおさえておきましょう。

まずは現在形の場合はどうだったか確認します。

I open the window.

この open は現在形です。現在形の場合は、実際に開けていることになります。この意味で、現在形は「実際のリアルな動作」を表していたわけです。

それでは、原形の場合はどうでしょう。

Open the window.

この open は原形です。原形の場合は、実際にはまだ開けていません。つまり、「まだ実現していない動作」を表しているわけです。

「まだ実現していない動作」という表現は少しわかりにくいですが、この単語カードのようなものが、動詞の原形だと考えるとよいでしょう。

実際の動作は現在形で表し、原形は単語カードのようなもの。そのように違いを捉えるようにしてください。

まとめると、ふつうの文では主語が実際に何々をする、というふうに実際の状況を描写しています。

それに対して、命令文では主語を省略し、動詞の原形を使うことで、聞き手に対して、まだ現実のものになっていない動作を提示しているわけです。

命令文とは「主語を省略」「動詞は原形」にすることで、聞き手に対して動作を提示します。
▼今井くんとの対談

・命令文は戦争映画・戦争ゲームでよく出てくる

・命令文では聞き手の存在を強く意識してほしい

中学英語イメージリンク

命令文のニュアンス、否定の命令文

命令文は「命令」という名前がついていますが、「命令」以外にも使うことができます。命令文の表せるニュアンスを確認しておきましょう。
Be a good boy.

Be は be動詞の原形です。be動詞の場合でも、主語を省略し、動詞は原形を用いることで命令文になります。

この文のニュアンスですが、たとえば公共の場で騒いでいる男の子に対して Be a good boy! と言えば「いい子にしなさい!」という命令的なニュアンスになります。
一方で、留守番をお願いする親が子どもに対して Be a good boy. と穏やかに言えば「いい子でいるんだよ」という確認的なニュアンスになります。
そもそも、命令文は動作を提示しているだけなので、状況や口調によってニュアンスは大きく変わります。いくつか例で確認しておきましょう。

Taro, use my pen.

「太郎、私のペンを使いなよ」と提案しています。

Close the door, please.

「そのドアを閉めてください」と依頼しています。

Go straight, and turn right…

「まっすぐ行って、それから右に曲がって…」と指示しています。

続いて、否定の命令文です。

Don’t open the window.(その窓を開けてはいけません)

最初に Don’t open と述べることで、「開けてはいけません」という意味になります。

「Don’t+動詞の原形」で、聞き手に対して「~してはいけない」という禁止の動作を提示しているわけです。
▼今井くんとの対談

・Be a good boy, please. のニュアンスとは

・目の前に相手がいることを想定して声に出すことは重要

・命令文のニュアンスを体を使って理解する

・映画でよくある区切って言う命令文のニュアンスとは

「聞き手を想定して練習」だけではダメな理由

▼今井くんとの対談

・ベイビーステップを心がける

imagetrace_banner1

編集後記

今回からアップロード動画の画面サイズを 16:9 に変更しています。また最初の導入部分で、遠藤と今井の簡単なプロフィールを表示するようにしました。

さて、動画編集をしていて気がついたのですが、今井くんの話し方には英語の語順がかなり入り込んでいると思いました。

たとえば、今井くんは「これちょっと面白くって…」「これは不思議なんですけど…」のように先に結論をもってくる話し方をするんです。

英語表現で言えば、It’s interesting that … や I wonder why … のようなフレーズに当たっていて、おそらくですが、英語の世界観がまじりあってのことだと思います。

こういう風にすれば日本語を使っていても、英語の語順を取り入れることはできそうだなぁ、と編集作業中に気づいた次第でした。なお、日本語としては前後のつながりがわかりづらくなるので、編集作業が大変です(苦笑)(遠藤)